先週土日は、経営指針セミナーの最終講「計画」を創る為に、丸二日間、仲間達と共に研修施設に缶詰めでした。
11月15日16日「理念」
12月19日20日「方針」
そして今回の「計画」
僕は毎年このセミナーに参加しており、今年で5回目となります。土日を6回使うのですが、いつも素晴らしい時間になってます。僕の中で大切にしているセミナーです。
●理念を深める。
本質へと深く深く掘っていくことで、確立されている軸が何層も太くなっていきます。
毎回完璧やと思うのですが、一年経って成長した自分が改めて「you happy, we happy!」と向き合うと、更に奥が見えてくるのです。
だから僕は変化に対応する事が求められる経営という大航海の中でも、常に決してブレずにいられる。
暗闇の中でも、嵐の中でも、氷山だらけの合間をすり抜ける時でも、得体のしれないモンスターが船底にいようとも、未知のエリアを突き進む中で、暗闇を照らす道しるべ「羅針盤」を持っているから僕は強い。
●方針を創造する。
理念の実現を目指して、イベント21長期10年ビジョン、中期3年ビジョン、短期1年ビジョンを創造しました。
自社事業を分析し、ターゲットやニーズ、ドメインを見直し、強み弱み、機会脅威、外部環境、内部環境、SWOT分析を行います。
そしてCSF(最重要成功要因)からビジョンや事業展開を考え、経営資源と照らし合わせて戦略を考え、三年後の物語をイメージして、三か年のスパンで考えます。
そうやって、次年度となる2016年度をどの方向性で突き進んでいくのかを明確化しました。
今現在、この新しく掲げた2016ビジョンに基づき、社内ではリーダー達、委員長達を中心に次年度に向けて準備が進められています。
●計画を整備する。
BS、PLといった財務指標から、過去三年の数字の動きを改めて見直し、損益分岐点の現状値と目標値を設定。課題を浮き彫りにします。
固定費や、部署毎の売上高や変動費、粗利益、粗利率、一人当たり月間粗利益を組み立てていきます。
労働分配率や自己資本比率をはじめとした様々な視点での自社分析を行い、未来をあるべき姿を設定した上で、ビジョンと擦り合わせ、目標と計画を設定していきます。
想い=理念がないと始まらない。めっちゃ大事。だけど想いだけでは大きなコトは成せない。
想いを実現する方向性を示す必要がある。したい事がビジョンであり、つまりそれが方針。
想いと方向性を、実際に実現していく為に、具体的な計画を策定する。
絵空事では意味がない。だから現状分析したうえで実現出来るように具体化していく。
一年前、2015ビジョンとそれを実現していく計画を創り、発表し、進めていきました。最初創った時は、
「これほんまに行けるかな?今の時点ではクリア出来そうにないような高すぎる目標値になってる。でも行けそうな気がする。なぜなら根拠に基づいて創ってるし、クリアする為に何をすべきか分かっているから」
そう思って、実際に計画通り、更には計画以上の一年になった。すげぇなと思った。
そして今回2016ビジョンと計画を創り、発表し、準備がスタートした。
物凄く高い目標値。去年作った時の三か年計画は夢のような数字だったのですが、一年を経て、今回それを更に上方修正しています。つまり更に角度を上げる事の出来る会社になれたのです。
嬉しい。
現在、昨年対比130%目標に対して137%で推移している2015年度売上ですが、2016年度はここから更に153%に伸びます。
えらいこっちゃ。前年度となる2014年度から見て、イベント21は2年で2倍以上の成長を見込めるポテンシャルを持つ企業という事です。
急速な発展は相応の痛みを伴う。耐えきれない事も露呈するかもしれない。
でもじゃあどれほどなら耐えられるのかなんて、誰にも分からない。
痛み=筋肉痛を感じない事が良いとも思わない。
遅すぎる発展状態だからこそ露呈する問題に耐えられない事も沢山あると僕は思っている。
止まっていても、ゆっくり歩いても、一生懸命走っても、結局良い事も悪い事もある。
であれば、夢に向かって一生懸命走りたい。イベント21はそんな会社なのだから。
僕達は地区大会出場で満足出来る人生ではなく、どうせやるならオリンピック金メダルを取りたい、そんな人生を歩みたいと望む仲間達とともに、高みを目指しているのだから。
目の前にある可能性に、勝手な自分のモノサシで制限をかけるのは一体誰だったら許されるのだろう。少なくとも僕のすべき事ではない。
目の前にある可能性に期待し、信じるのが、僕の役割なのです。
イベント21なら、イベント21社員達なら、一年でここまで成長出来る。
みんなのやりたい事を実現する為に、2016年度の一年をかけて、ここまで船を進めたい。
次年度も新たな挑戦です。
より多くの人達に、より大きなhappy!を生み出せる偉大な企業を目指します。
いつもありがとうございます。