今日は共有する為に使える手法について語りたいと思います。
何でも誰かと何かを共有するって難易度の高い事だと思います。そして値打ちのある事だと思います。
理念を共有する、想いを共有する、目的を共有する、ビジョンを共有する、ルールを共有する、行動計画を共有する、認識を共有する。優先順位を共有する。イメージを共有する。大切にしていく事を共有する。
二人以上で何かを実現しようと思ったら、一体化しないと一緒にやる意味がない。
1+1=2では、それぞれ個人でやったら良い話です。
1+1=2.1以上の大きな結果を目指すからこそ、仲間が必要になり、組織が必要になります。
同じ方向に向いて力を合わせるには、共有する必要があります。
そこで、僕が共有する時に使う手法が、まぁ僕レベルになると正確には15,013個の技を使い分けるのですが、せっかくですのでその中の2,204番目に使っている必殺技を一つだけ教えたいと思います。
それが「おかんの法則」です。
結局、みなさん胸に手を当てて思い返してほしいのですが、自分のおかんに何か言われても、「分かった分かった」「うるさい」「知っとるわそんなん」と偉そうに聞く耳をもたない事があると思います。
でもそれが自分の尊敬する先輩から言われたら、「はい!なるほど~!ほんまですね!凄く勉強になります!」とメモを取りながら目を輝かせて聞くと思います。
どっちも同じ事言ってるのに。
つまり僕が何が言いたいかというと、まずはおかんに謝れと。
そして相手と共有する時に、相手に合わせて色んなルートを選択肢として使い分ける必要があるという事です。
例えば、本の言葉を引用する。セミナーに行ってもらう。他の経営者と語り合ってもらう。その人の先輩やリーダーから話してもらう。などです。
どれだけトップが言うても社員と共有しきれない場合は、「同じ事何回言うても分からへんな!」と怒るのではなく、相手が一番共感出来るようなルートを考えて、聞く耳を持ってもらったうえでアプローチするべきなのです。
僕達経営者が社員に話す時、自分の考えとして共有するのが目的ではないはずです。本質を共有したいのですから、別に著作権が自分じゃなくても、その本質をきっちり相手と共有出来て、結果が出たらそれで100点だと思いませんか。
コミュニケーションとは相手ありき。だからこそ相手目線で、どうやったら伝わるか、共有出来るかを色んな角度で考える。
僕はこれを「おかんの法則」と名付けております。いつもありがとうございます。