9ヵ月間(3Q)の試算表累計での、昨年対比報告をしたいと思います。
売上高 139.3%増
粗利益 134.0%増
税引前当期純利益 278.7%増
ありがたい事に、経営計画を上方軌道で良い感じで来てます。
従業員数54名(4月から新卒入って60名)となる組織規模で、この伸び率は結構良いとこ行ってます。
2月度もマイルストーンをクリアしましたし、今はもう3月度に入ってますがこちらもクリア出来そうな見込みです。年度末の着地点が良い感じで見えたのが本当に嬉しい。
僕は地域活性の為に経営者団体の長のお役を全うするべく昼夜走り回っていますので、営業も現場も全て社員が担ってくれています。
更には本社の僕のデスクを無くして週一出社にしたにも関わらず、この結果です。
ウチの社員達の頑張りを褒めてあげたいです。
企業の7割は赤字。2009年には420万社だった企業数は、2012年には385万社に減少しました。
弱肉強食もいいとこですよね、経営の世界は。
そんな過酷な状況であっても「知るか!やりたいようにやるぞ!」と、関係無しでガンガン伸ばしていける企業づくりを、ありがたい事にさせていただいています。
もちろんもっと伸ばしてる人を何人も知ってますので、そこらへんに関して調子に乗れるほど僕は狭い世界に生きていないですが、
だからといって必要以上に自分を卑下する必要もないので、普通に僕は社員達と力を合わせて頑張ったこの結果を自信を持って誇ります。
こういう事言ってると、謙虚さが足りないとよく言われるんですけどね(笑)
正直、頑張って愛すべき社員達と共に結果を出した事を誇って何が悪いんだと思ってます。
そして僕は自分の事を相当謙虚だと思ってます(笑)
謙虚の意味をグーグルで調べたら、「自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること」とありました。
経営者になって10年。今が100点なんて1秒も思った事無いです。
常に学びたいし成長したいし、今あるものをより良くする為にブラッシュアップする意識と努力と挑戦と実践を怠った事は無いと自信持って言える。
出会った人から学びを吸収し続けて考えて実践し続けているのが僕の日常です。僕はここに一日のほとんどの時間を使っている。
だから毎年過去最高の結果が出ているのです。
僕はどれだけ綺麗事を言おうが結果でしか評価されない経営者の世界で26歳から生きている。
だからこそ結果を出し続けるし、その中で誰よりも理想を高く掲げる志を持って行動しているのです。
まー僕に言ってくれる皆さんも、愛情と期待を持って冗談で言ってくださっているので成り立つのですが、もし表層でしか物事を判断出来ない視野の狭い人から本気で言われたら、それはもう事故だなと思って諦めます。
謙虚の定義をどこに置くかですよね。
もし僕が本当に謙虚じゃなかったら、これ以上人に会わないし、学ばないし、挑戦しないですよ。現状維持に徹しますよ。
だってイベント21レベルの企業であれば僕は既に良い老後を迎えられますから。
そんな贅沢な選択肢を選べる立場に何年も前から居ますけど、1mmもそっちに行く事を考えた事はないです。ありえない。
自分はまだまだだと思っているし、僕の人生は僕一人が幸せになる為にある訳じゃないという事を、僕は責任として既に理解しています。僕は自分の損得メインで自分の汗をかいていない。
自分で言うのもアレですけど、自分で言わないと分からない人がこの世界には多いなって感じます。
痛くも痒くもないのですが、ただ単にサンドバック状態が気に入らないから僕はわざわざ言うタイプですけどね。がっはっは。そんな奴が一人ぐらいいるほうが面白い。
そんな感じです。
どんなに生存確率の低い時代であっても、事業を伸ばす為に経営者が力を入れるべき必要なコトは、僕は三つあると思っています。
「ビジネスモデル」と、「採用」と、「全社員一体化」です。
経営者のフィールドで、ビジネスモデルを創造出来ないのは話になりません。
どれだけ世の中を新しくもっともっと便利に出来るか。
どれだけ常識と呼ばれる普通から脱却して本当のニーズを掴み取り、価値=happy!を生み出せるか。
これを適切に行う事が出来れば、マーケットから認められて(必要とされて)仕事が沢山来ます。仕事を増やさないと事業は伸びません。
ビジネスモデルとは、マンパワーではなく、ロジックです。
経営者が思いっきり頑張って売上上げてるとか、経営者個人の人脈によって仕事が来ているというような、経営者ありきの段階は、ビジネスモデルではありません。
経営者の顔が見えなくても仕事が来て、社員の誰がやってもお客様に喜んでいただける仕組みが、ビジネスモデルです。
そして、採用。
仕事がどれだけ沢山来ても、人が足りないとお客様に満足していただくお仕事が出来ません。
未来の可能性を拡げる為にも、仕事が増えた分、新しく人を採用する必要があります。
じゃあ沢山の人に来てもらえるような会社にしないといけないし、その為に魅力を創り発信しないといけません。
求人力=発信力を持たない企業は、せっかく仕事が増えてもここで止まります。
最後に、全社員一体化です。
これが一番大事。全てのスタッフの持つ能力を引き出し、同じ方向に合わせる事。
例えば綱引きで、どれだけ筋肉ムキムキマンが沢山いるチームでも、全員が違う方向に好き勝手に引っ張っていたら必ず負けます。同じ方向一点に力を合わせるから勝てるのです。
その為には、経営者は人間力を磨いて社員を大切にして、人を輝かせる力、育てる力を持って、誇りを持てる理念経営や、ベクトルを合わせるビジョンや、一人ひとりが既に持っている素晴らしさを引き出せる環境整備を進める必要があります。
どれだけ経営者が強くても、一人で数十人のチームと戦ったら負けます。一人の人間の社会への影響力は所詮それぐらいのレベルという事です。
採用の重要性に気付くステージに入ると、マンパワーの限界に気付きます。
自分で上手くやって一人で満足してるレベルって、実は全く経営者ではなかった事に気付きます。
そしてチームビルディングを開始する段階です。
ビジネスモデルによって既に仕事が沢山あるので、対応する為に人手を増やしていきます。それに伴って情報共有や仕組化、発信を進めていきます。
仕事もある。人も居る。仕組みも出来た。
でも忙しいだけでなぜか思ったより結果が出ない。社風も良くないから幸福感がない。これなら少ない組織でやってるほうが楽だったし稼げたわ、と感じる。
でも戻るよりも、乗り越えたい。
だってこの会社、この事業は、自分の為だけじゃないから。
ここに気付けた時に、経営者への扉が開きます。
人をどれだけ集めても、組織として力を合わせないと意味が無い事に気付きます。
人事評価制度やビジョン共有、成長機会の創出など組織づくりを進め、主体者を増やしていくステージになります。
自分の損得よりも、みんなにとっての良い悪いを考えて行動するようになります。
ここまでくると、完全に経営者になっています。プレイヤーよりもマネジメントのほうが面白いし値打ちがある事を確信で知っています。
「ビジネスモデル」と「採用」と「全社員一体化」の三位一体で、事業は伸ばす事が出来る。
そして、更なる段階。は、まだ僕の立っているステージじゃないので残念ながら語れません。
まだ見ぬ世界。早く行きたいなーって思います。きっと物凄く値打ちありそう。今よりも沢山の人達をhappy!に出来ると思う。そして物凄く面白そうです。
今まで振り返ってみて、その時その時は気付かなかったけど、
自分の発想と能力によって「世の中を変えていってるダイナミズム感」が最高に面白かったビジネスモデル創造よりも。
自分がやるよりもチームでもっと大きなインパクトをこの世界に生み出す事の出来る「仲間の精度を高める仕組創造」のほうが面白かった。
そしてそれよりも更に「全ての人が輝き育つ環境づくり」のほうが、永続的に世界をより良い方向に変革していける事として面白い事に気付いたから。
じゃあ次は何が待ってるのか、普通にワクワクします。
何段階ぐらいまであるんかな。
一歩一歩上っていきたいと思います。
これからも誤解を恐れず大口叩いて覚悟を高めて、己を磨く事を一心に頑張ります。
いつもありがとうございます。