定期的に開催されているウチがお世話になっている顧問税理士事務所が主催する経営塾に参加してきました。
基本的に毎回参加してます。
経営者は日々勉強する生き物だなと思います。
勉強する事を求められているからでもあるのですが、常に多岐にわたっての課題意識を持っているし、成長意欲が高いのもあるからでしょうか。
社員達が居てるから僕は学べる環境に身をおける。ありがたいですね。
僕の学びノートは結構分厚いのですが、9か月で一冊埋まります。びっしりメモだらけになります。
結局僕の経営判断や意思決定、創造力の基準になっているのは、こういった毎日の学びの結晶であり、人との出会いの結晶なんだと思います。
常に学んでいるから、新しい発想が生まれるし、当たり前になっている事に疑問を持ってブラッシュアップ出来るし、発する言葉や行動も変わってくる。
絶対に僕、このスタンスで学生時代に戻ったら東大行けますよ笑
なぜ学生時代は勉強が好きじゃなかったのに、今は好きなのかを考えると。
今の僕には勉強する責任がある事と、勉強する目的がある事と、勉強する意義がある事かなと思います。後は、共に勉強する切磋琢磨出来る仲間達が居る事ですね。
経営者の器以上に会社は大きくならない。
僕が勉強してより良い経営者とならないと、社員が今より幸せになれない。そしてお客様や世の中に対して今よりポジティブな影響を与えられない。僕には周りをより良くしていく責任があります。
you happy, we happy!理念を実現するという目的があるので、実現する為に僕は成長する必要があるし、成長したいのです。
分からない事や知りたい事が常にあるので、それを吸収できる事が楽しいし、そこに時間やお金を使う事が必要だと理解できる。
そして同じように高い志を持って勉強している仲間がいるので、自分がサボっていたらカッコ悪いと思えるんです。
これって、学校教育の中で同じように転換出来ないのかな。
例えば発展途上国で感じた事ですが、貧しい家に生まれた子や、親が教育熱心な家に生まれた子って勉強熱心だなと思うんです。
それは家族を豊かにしたいから、期待に応えたいから自分が学ぶんだという責任感からかもしれません。こういった責任感を持たせると子供は勉強熱心になるかもしれませんね。
そして目的であり、理念です。勉強して何をしたいのか。何の為に自分は勉強するのかという本質での目的や軸となる理念を子供の段階で確立出来れば、それってめっちゃ強いですよね。かなりレベル高い事言ってるかもしれませんが。あくまで勉強は手段ですからね。
更に課題意識。もっと知りたいんだ、知らなければいけないんだという明確な意識を、学校の科目に見いだせれば学ぶのが楽しくなります。例えばそうですね、現代医学では完治不可能な病にかかった愛する家族を救うために医学の勉強を志す人とか。
最後は、環境です。共に高め合える仲間、同じ方向性の目的を持つ仲間がいれば、勉強したいと思える。
責任と、目的と、課題と、環境。
これが学ぶ意識を高める為に必要な事かもしれません。今パっと浮かんだ事なので他にもあるかもしれませんが。
じゃあ、この四つの視点で社員が学ぶ意識を高めるようにするにはどうでしょうか。
まずは責任。役割意識ですかね。自分が学び成長する事で、物心両面で自分が高まるので家族が豊かになるし、共に働く仲間や後輩達を救える存在になる。守る側になりたいと思える責任感。人としての意識、先輩としての意識、組織での役割意識に気付き、高める事が大事ですね。
次に目的。何のために自分は成長したいのか。何のために自分は今日より明日、出来る事が増えるようにならなければいけないのか。自分の人生の目的を明確にして、それを実現する為に社業発展や自己成長とリンクさせる必要があります。
そして課題。何も考えずに毎日働くのではなく、「これが今は問題だ。こう出来たらもっと良くなる」という視点を持つ、考える場を持つ、それを意見出来る社風や改善していける場を創る。これさえ分かればクリア出来るのに、という課題が明確になれば、それを知る為に動けます。
最後に、環境。共に成長したいと思っている同じ方向性の仲間が沢山いる組織。ネガティブではなくポジティブに切磋琢磨出来る組織を創る。
結局、人は誰もが日々勉強し続けないといけない。その中で経営者はより多くの人にその事を気付かせる関わり方が求められるから、誰よりも一番勉強し続けないといけないと僕は思っています。
いつもありがとうございます。