旅人時代。発展途上国で、色々なモノをこの目で見てきました。
何も変える事の出来ない自分の力の無さが悔しかった。
旅人がぷらっとどっかの国に来て、悲しい現実を知って、泣きそうな顔をしても何も変わらない。そんなのは無意味だ。
それなら嘘でも笑って、ポケットにあるチョコレートを子供達に渡すほうが何倍も意味がある。
個人では、この世界は何も変えられない。
参加者として、目の前の困ってる人に手を差し伸べられないで、ただ傍観するしかない自分の弱さに、「何でこんなことになってるんやろう?どうしたら良いんやろう?」って疑問を持ったのが、23歳。
35歳になって、今思う事は。働くって凄いなという事。
社会と繋がれるから。社会を変えていけるから。参加者ではなく、主体者になれるから。
日本でも。テレビをつけたらいつも悲しい現実が流れてる。
「おばあちゃんが孤独死してました。ミイラで発見されました」
「赤ちゃんが駅のロッカーに捨てられていました」
でも今の僕は、テレビをつけて「かわいそうやな」って言ってるだけの、傍観者じゃないんです。
社会人として、経営者として。この社会を創る側にいる。決して参加者じゃない。
イベントという、人と人が繋がる場を創出する事業。
イベント21がもっともっと影響力を持って、沢山の人に素敵なイベントを届ける事が出来たら、こんな悲しいニュースをこの世界から無くしていける。
例えば、孤独死するおばあちゃんの家の前で、物凄く楽しいイベントをイベント21がお手伝いする事で開催出来たら。
「何か楽しそうだな」って、おばあちゃんは、玄関のドアを開けるかもしれない。そしたらそこで友達が出来るかもしれない。
じゃあ、おばあちゃんは孤独死しなくて済むじゃないか。
例えば、育児ノイローゼの子育てママに、ママ友イベントを知ってもらう事が出来たら。
同じ悩みを共有出来るママ友が出来るかもしれない。
じゃあ、赤ちゃんは駅のロッカーに捨てられなくて済むじゃないか。
今も、地球の裏側で泣いてる子供がいる。
イベント21がもっと大きくなって、もっと世の中に、世界中に、便利で楽しくてhappy!なサービスを提供出来ていれば、もしかしたらその子供は涙を流さなくて済むのではないのか。
手を差し伸べるべき人に、happy!を届けられる存在になりたい。
you happy, we happy!
人と人が繋がり、happy!をクリエイトする事で、より良い世界を創りたい。変えていきたい。
その主体者に、僕はなりたい。
you happy, we happy!を実現する為に。
you happy!(三方良しのhappy!)をこの世界に一つでも多く生み出す為に。
世界は、自分ひとりでは変えられない。仲間が必要だ。
だから企業経営を通じて、理念を掲げて、同じ方向性に向かって力を合わせる事の出来る組織を創る。
全員で成長していける組織を創る。
その為にwe happy!(社員の物心両面の幸せ)を追求する会社を創る。
you happy, we happy!な世界を創りたい。
僕はこの志を実現する為に、今年も経営に対して正々堂々と向き合い、経営者としての力を高めていきたいと思います。
いつもありがとうございます。