11月度といえば、イベント業界における年間最大の繁忙月。一年で一番忙しくなります。
昨年度一年間で最も売上と粗利益の大きかった去年の11月度と対比して、今年度の11月度が売上160.2%、粗利益157.4%を記録しました。
これがどれぐらい絶好調か、経営者や経営幹部、経営数値に精通している方ならお分かりいただけると思う。
まさに今のイベント21の勢いを一言で証明出来る結果です。
イベント21の全従業員達が、本当に頑張ってくれました。
協力業者の皆さんに沢山助けていただきました。
お客様に沢山応援していただきました。
感謝です。
何が一番嬉しいかといえば、これはまぐれとか運とか今年だけの単発の大型案件によって生み出されたのではなく、普段通りのルートで地道に積み上げた結果という事です。
イベント21の強みの一つに、リーチ出来る顧客層の広さがあります。
僕達は、全業種全業界にわたって、大手企業から中小企業、個人に至るまで、全ての顧客にリーチ出来る業界日本一の情報発信力を持っています。そして全てに対応出来るサービス力とスタッフが居ます。
つまり、得意先数社が好景気だから勝手に引っ張られて僕達も良くなっているという話ではありません。僕達は下請け業者ではない。
全業種に渡って大小様々なお客様のお仕事を頂いている強さ。
これは、例え一部の業界が低迷したとしても、例え一部の得意先が弱くなったり無くなったとしても、ビクともしない強靭な経営体質を堅持していると言えます。
僕達は、どんな外部環境の変化があったとしても、永続的により良い未来に向けて発展していける強さを持つ企業なのです。
なぜここまでイベント21は強い経営体質を目指してきたのか。
それは僕が経営を引き継いだ時、イベント21は一部の大きな得意先に依存している下請け業者だったからです。昔は得意先一社に90%も依存していました。
これではいけない。これは入社して直ぐに直感で分かりました。
これでは僕達は独立した企業というより、得意先の中の事業部の一つにすぎない。自社経営をコントロールしていく強さも情報も社内意識も無かった。
こんな状況では我が社に未来が無い。僕はこの会社を潰すためにこの会社の経営者になった訳でもないし、自分の人生をかける訳でもない。
何としても自立する。
これは得意先を軽んじている訳では全くなく、おんぶに抱っこ状態から自ら抜け出せる力を持つ事で、もし得意先企業が困った時でも、独立した一つの法人として、得意先企業に恩返し出来るぐらいの強さを身に着ける必要があるという事です。
それが三方良しであり、win-winの関係性なのです。
あれから9年という月日が経ち、日本全国及び全世界に営業領域を広げ、従業員数は12倍になり、年間3万件のお問合せをいただける企業に成長しました。
今や、弊社における最大の得意先であっても全体売上の2%に収まっています。これは減らしたのではなく、他を増やした結果です。
それによって弊社も人員数や商品数、設備やサービス力が高まり、古くからお世話になっているお得意様にも相乗効果で良い関わり方が出来るようになっているのです。
全業種全業界に渡って、どれだけ大小様々なお客様を獲得し続ける事が出来るか。
これが本当に大事で、こうなる為には、一部の限定されたお客様にだけ喜ばれる存在ではなく、全てのお客様にhappy!をクリエイト出来る、本物のサービスを提供出来る企業になる必要があるのです。
だから僕達は、どんなお客様にも誠心誠意関わる。誰であっても、どんな案件でも、要望に対して無理と言わない。挑戦する。だから出来る事が増えていく。それが信頼を生み、三方良しになる事を知っている。
つまるところ、それがyou happy, we happy!なのです。
今回の11月度の過去最大の結果は、僕が今までで一番会社に居ない月で達成しました。僕のデスクはもう本社に無いし、週に一回ぐらいしか本社に出社していない中で、過去最大の結果を生み出せる組織。
その理由は一つです。全従業員が主体的に頑張ってくれたから。
めちゃめちゃ値打ちがある結果だなと思うし、結果を出して沢山のyouにhappy!を生み出せるイベント21スタッフを僕は誇りに思います。
僕には常に勝算があります。9年前も今こうなることは分かってました。なぜならそこに向けて全ての戦略を打ってきたから。
そしてこれから10年後も、今思い描いているビジョンが実現出来る事も分かっています。なぜならそこに向けて全ての戦略を打っているから。
これからも世の中全ての人達のお役に立てる本物の企業を目指して、邁進していきます。
いつもありがとうございます。