5月から本社営業チーフと二人で毎月二回、同友会大学に通っています。
単元が終わるたびに宿題があり、この宿題を提出しないと卒業出来ないのです。
社員が卒業出来て、社長の僕が留年したらカッコ悪いので、単元Ⅲのレポートを書きました。せっかくなので同友会大学の学びをブログでもアウトプットします。
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組織とは一つの目的に向かって行動する共同体。
何のために経営(仕事)するのかを全員で擦り合わせる事が出来たら一体化出来るので、最大の力を発揮出来る。
だからこそ全員の軸となる、人生をかけて実現したい個人の目標と会社の未来を示す経営理念(目標)が必要。
理念は根。
根がしっかりとしていると成長する。見えないから明文化して、共有していく必要がある。
理念に基づいた方針、計画を伝え、社員一人ひとりとベクトルを合わせる。
経営者、社員共に、理念を迷わず、明確に言えるか。何のために生まれてきたのかを知り、自らの経営(仕事)姿勢を揺るがない状態にまで確立する事が大事。
社員の人生とご縁を尊重し、社員が本当の人生の目標を見つけられる会社が、人を活かす経営。
社員の持つその袋を生涯萎んだままで終わらせるのか、大きく膨らませる事が出来るのか、経営者の力量が問われる。
理念の講座のあと、更なる理念経営を追求する為に、毎月のリーダー会で指針の単年度計画を全員で確認する事を議題に盛り込み、始めました。
経営者や社員にとって、指針がより身近になり、社員が後輩への指導時に、指針を開いて引用する事が増えた事が嬉しいです。
好ましい企業風土「成功のスパイラル」とは、
「1.同一の危機感」これが無いとただの仲良しグループ。危機感のない組織には改革は起きない。危機感と不安感の違いは、課題が見えているかどうか。
「2.共通の価値観」経営理念の共有。どんな会社を目指すのか。何が大切なのか。なぜこの目標に取り組むのかを共有する。
「3.自信と信頼」一緒に働いている仲間を信じられる環境。上司が部下の目標達成のためにどのように関わったのかの積み重ね。
「4.感謝の気持ち」今の自分が成り立っているのは、周りの皆さんのおかげと気付けるか。
「5.高い欲求水準」新たな高い次元の仕事に対する欲求が生まれる。恩返しから、恩送りに。
そしてまた1に戻る。というサイクルをまわすことで、より強い企業文化が育まれていく。
理念を創り、指針をもとに共有しながら、同時に、財務も理解して高めていく。
財務、ES、CS、地域。これらを全てバランス良く高める事で、理念を実現し社会に貢献出来る企業になれる。
数値を分析する事とは、客観的な指標を持つ事、そしてその指標を高める努力、読み解く力を磨く事。つまりは自分の立っている現在地点の相対把握。
指標と感覚の文武両道のバランスを高める事で、自社の得意な事、弱み、課題、次に動くべき方向性などが分かり、その分析すべき数値の情報が多ければ多い程、判断の精度が上がる。
より経営者の責任を実行していける存在になれる。
自分の仕事や、自分の会社にプライドを持っているのが大企業の人達。
日本の貧困層が16%になり、人的投資を行う企業が少なくなっている日本の現状であっても、我々中小企業が、何のために働くのかを共有し、主体者が増え続ける組織で、客観的指標に基づいた正確な計画から利益を出して働きやすい職場環境を創る事を目指す。
貧困とは、物質的、そして心と環境によるもの。つまり物心両面の幸せを追求すれば、大企業に負けない会社を創れる。
労働基準法第一条(労働条件の原則)
労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。労働関係の当事者は、その向上を図るように努めなければならない。
労働関係の当事者とは、会社の全員である。決して会社から与えられるものではない。
社員全員が経営者と共に新しい事に挑戦し、育ちあい、同じ方向性を目指して、自分達の環境をより良くしていく主体者として自立する組織こそが、永続的に発展していける強い組織。
憲法と理念は似ている。リーダーは憲法(理念)に従う。なぜならリーダーも人間だから。間違うから、常にブレないように軸を持つ必要がある。
自由とわがままは違う。周りに迷惑をかけてまで、自分のしたいことをするのが自由ではなく、なすべきことをするのが自由。
自分のなすべき事は自分で決められる。イベント21のなすべき事とは、you happy, we happy!理念の実現です。
社員達はイベント21に面接に来るのも、働くのも、自分達で自由に選び、決められる中で、今も一生懸命働いてくれている。
だからこそこのご縁に感謝し、全員でもっと力を合わせられるように努力して、理念や方針や計画を共有して、全員が主体者となって、理念を実現する為に働く。
you happy(三方良しのhappy!)を追求し、利益を出して、we happy!(物心両面のhappy!)を実現出来る人財を生み出す会社が、イベント21です。
頑張ります!!!