昨日は同友会大学でした。
5月から始まった奈良同友会大学。月二回、本社チーフと参加しているのですが、昨日で第11講まで来ました。今回は「経営分析」について。
分析って僕はめっちゃ大事にしてます。
つまりは自分の立っている現在地点の相対把握です。客観的な視点で現状把握しないと具体的かつ精度の高い戦略を打つ事は出来ません。
経営に置いて定点観測出来る数字が、毎月の試算表、そして年一回の決算書です。経営者たる者、これを読めないと話になりません。
「俺は数字が苦手だ。でも今まで感覚で乗り越えてきたから大丈夫だ」と言ってる時点で、「あぁこの人は10年後にはこの最前線の戦場(ビジネスの世界)から居なくなってる経営者だな」と思います。
経営者とは、社員や社員の家族、お客様や協力会社、地域など、沢山の世界に影響力を持つ存在です。
生き残る勝率を1%でも上げ続ける事や、より多くの人達のお役に立つ姿勢を常に持ち続ける事が社会から求められている。
その中で、苦手だから挑まないというのは、経営者の責任を自覚していない証拠です。
感覚も大事ですが、人間というものは常に正しい選択が出来る機械ではありません。体調や気分や外部環境によって理解や判断の精度は変動する。
だからこそ、客観的な指標を持つ事、そしてその指標を高める努力、読み解く力を磨く事で、指標と感覚の文武両道のバランスを高める事が、より経営者の責任を実行していける存在になれると思うのです。
色々な分析の仕方があります。講座を受けて、改めてその全ての経営指標分析数値を優良レベルにしたいなと思った。
数値を分析する事で自社の得意な事、弱み、課題、次に動くべき方向性などが分かりますが、その分析すべき数値の情報が多ければ多い程、判断の精度が上がる。
「やべーなー全部優良やから数値分析上の課題が見当たらないぞ」と言えるぐらいの会社にしたいなと思う。それ一番強いですよね^^
そうする為には、収益性を高めて、リスクを減らして、投資によって未来に向けて発展し続けるイメージの持てる可能性を増やしながら、現時点でも倒産しない強い会社体質を目指さなければいけない。
そして、財務体質を完璧にしながらも、社員が生き生きと働けるESと、沢山のお客様に喜んでもらえるサービスや事業展開によるCSも同時に完璧にしていく。その為にも地域を良くする関わりも完璧を目指す。
逆に言えば、CS、ES、地域貢献の出来る企業だからこそ、財務体質が良好になっていく。
どれかをやれば他は後で考えたら良い、という訳ではなく、全てが重要だと理解して意識して行動していく事が僕は大事だと思います。
お客様に喜んでもらえる為に全力で頑張ればいいとか、社員満足をとにかく追求すべきだとか、地域貢献が全てだとか、財務体質が悪い段階で0点とか、そうではなくて、全てが密接に繋がっているからこそ全てを大切に意識する必要があります。
財務、ES、CS、地域。これらを全てバランス良く高める事で、理念を実現し社会に貢献出来る企業になれる。
イベント21は全方位に渡って前進している企業です。社員達と共に楽しみながら頑張っていきたいと思います。いつもありがとうございます。