最近、この概念が僕のトレンドです。自分の中でめっちゃ腑に落ちてます。
(今週、ブログが書けなかったので、日曜日にダブルで書いてアップしてます。僕の最終奥義「まとめて書きまくる」です笑)
僕はずっと、「想いと仕組みと実践」が大事だと言ってきました。大体2014年12月頃まで。
そして2015年2月頃に、実践というよりか、更に深化させて実践の環境の方がしっくりくると気付きまして、「想いと仕組みと実践の環境」が大事だと発信するようになりました。
そして2015年8月に、この「想いと仕組みと実践の環境」というのは、企業における「心技体」だなと気付きました。心技体のバランスが大事なんだと。
全て、素晴らしい経営者との出逢いによって学ばせていただきながら、僕の法則は概念整理としてブラッシュアップされてきています。
企業の心技体、つまり「想いと仕組みと実践の環境」これは僕の中で凄い気付きです。
企業は実は、経営者のマンパワーや仕組みだけで業績を伸ばす事が出来ます。「人を生かす経営」をしなくても、正直な話、業績は伸びるのです。
でも、企業の心技体のバランスが取れていないと、業績は伸びても社風が良くならない。人が辞めていく。社内の文句が無くならない。
そうなると経営者は、「経営者は孤独だから仕方がないんだ」という発想になり、「経営者と従業員はあくまで雇用関係」という客観的事実を自分の拠り所にしてしまう。
こうなると、経営者に幸福感が感じられなくなるのです。これほど辛い事、残念な事はない。
お金が増えても幸せになれない経営って、そもそも自分が目指している事なのかなって疑問を持つ事で、気付きます。何かが違うぞと。このままでええ訳ないぞと。
僕にもそんな時期がありました。振り返ってみると、結局、経営者の想い優先だったんです。仕組みが無かった。
そしてそれに気付いて、自信満々に完璧な仕組みを創ってみても、なぜかまだ変わらない。社風が良くならない。人が辞めていく。
なんでかな?ってもう一度考える。じゃあ、今度は効率を優先していたからだという事に気付きます。どれだけロジックで効率的な仕組みを創っても、それを実際に使うのは社員という人です。
効率100点の素晴らしい仕組みを創っても、使われなければ意味が無い。だから正解なのはその仕組みにアナログ30%を注入して、効率70:アナログ30の仕組みにして、社員が仕組みを使いたい!と思えるカタチにしなければいけないのです。
遠回りに見えて実はこのルートこそが永続的に発展出来る、パフォーマンス最大の仕組みとしての最短ルートなのです。
そして、まだ足りないのです。実践出来る環境を生み出す必要があります。
アウトプットこそが最大のインプットだからです。どれだけ上から正しい事を言って落とし込んでも、社員は知識で止まります。頭で分かってるけど腹に落ちない。だから主体的に動かない。
落とし込むのではなく、共有する事が正しいのです。社員はみんな凄い能力を持っています。やらされた感ではその凄い能力は発揮出来ない。自らが主体者とならない限り、社員の本当の力は引き出せない。
もらう事ばかりを考えるクレクレ君ではなく、与える事で得れる事に最大の値打ちがある事に気付けるかどうか。アウトプットする事でインプットが最大化出来るのです。
想いと仕組みを実践して共有出来る環境の場も創った時に、会社が変わっていきました。なぜならトップと同じ目的やビジョンを共有出来る主体者が組織に増えたからです。
全員が同じ方向を向いて力を合わせる。これ以上に強い組織は無い。その為には、企業の心技体のバランスを整える必要があるのです。
まずは「心」。想いの部分です。常に社員と理念を共有する機会を創る。
何の為にやっているのか?本質からブレずに本音で関わり続ける。ビジョンや未来や夢を共有する大切さを知る。一人でやっても結果は知れてる。みんなで同じ方向に力を合わせるから凄い力になる。
そして「技」の部分。情報共有の仕組みです。
全員が全ての情報を簡単に同時に得れる事。全員が共通認識を持つ事。全員が役割や危機感や現状把握や納得感や課題やルールや求められているレベルを共有する事。その為にはクオリティの高い仕組みが必要です。
最後に「体」の部分。実践の環境です。
ここが一番大事です。アウトプットこそが最大のインプットなんです。もちろんインプットも「おかんの法則」などでいくつものインプットルートを投げかけ、最適化した上で、体感の場を創る。
ここに「恩送り」の概念を共有化する事で組織内に本音の関わり方が出来る良い先輩が増え、アウトプットの力が何倍も高まる。
企業の心技体のバランスを整える事で、主体者が増える。
だから経営者が全社員と同じ方向に向いて、力を一つにする事が出来る。こうなると必ず結果が出る。出るしかない状況です。これで結果が出ないとか、絶対にありえない。
ここに気付くには、そして実践するには、そして周りを巻き込み結果を出す為には、経営者が成長するしかない。文武両道で、つまり学びと実践を両輪でまわす。その原動力は、「感謝」です。感謝が「使命感」を生む。そうなったら無敵です。
もっともっと出逢い、汗をかき、学ぶ事で、本質に気付いていきたい。そしてもっと最強の法則を見つけたい。必ずこの世界にはもっと凄いのが沢山あるぞ。それに気付けた人間だけが行けるステージに僕も行きたい。
絶対に僕も全部見つけてやる。頑張ります。いつもありがとうございます。