昨日今日と香川に来てました。
9月7日に高松にて報告させていただく香川同友会三支部合同例会のプレ報告だったのですが、20名を超える方にご参加いただき、さながら小さい例会のようでした。
この報告は60分では足りない。もっと中野さんの報告時間を増やしてほしいとの嬉しいお声が上がり、急遽75分に報告枠が伸びました。ありがたいです。
皆さん遅くまで若輩者の僕に暖かいおもてなしをしていただき、ありがとうございました。語り合えて楽しかったです。
本番も参加者の皆さんが一つでも自社が良くなるヒントを持って帰っていただけるように頑張ります!
さて今日は、ディズニーランドの法則について語りたいと思います。
よく、ディズニーランドにカップルで行くと別れるという話を聞きますが、当たり前です。
今この世界で付き合ってるカップルが全員別れずに結婚まで行く確率って100%ではないでしょう。むしろ低いはず。例えば人生で5回付き合って最後の人と結婚したなら、4回は別れてるという事です。成功率は20%でしかない。
もしある人が付き合って毎回ディズニーランド行ってたら、80%の確率で別れる話になります。「俺、ディズニーランド行ったら必ず恋人と別れるんだよね」は間違いではない。
つまり何が言いたいかと言うと、カップルがよく行く場所になればなるほど、必然的に別れスポットになるわけです。
それと同じように、経営者が○○すると会社が倒産するとかよく聞きます。
そもそも起業しても10年で9割倒産する経営の世界ですから、経営者が何をやっても失敗率は90%になり、それはいわゆる倒産スポットなのです。
それを偉そうに、「それはダメでしょう、みんな失敗してるぞ。このデータを見ろ。あの人もあの人も倒産してる」と言われても、絶対数と確率見たら当たり前でしょうとしか思えない。
起業しても10年生存率10%の経営者に何を言ってるんだと。10人中9人が正しいと思ってやった事が結果的に間違ってる訳ですよ。
もっと言えば、30年生き残る企業は0.025%しかない。99.98%が倒産してる世界。
我々は1000社中3社しか生き残れない世界にいてるのですよ。997社倒産してるんだから、何やっても過去に失敗した人だらけの行動になるのは当たり前。
だから僕は基本的にそういった話は一切気にしません。アホらしい。そんなん言ってたら何も出来へんやないか。
人は人。自分は自分。
ディズニーランドが別れ率80%だったとしても、不安になったり、行くのを止めるのではなく、自分は100%の成功率目指して一生懸命頑張れば良いし、人と比較される筋合いは無いのです。
つまり何が言いたいかというと、人生何やっても失敗者の多い世界に生きてるわけですから、そういった統計は気にせずに自分の好きにしましょうという事です。
先人から学ぶことは大事。データ分析も大事。だけど情報の本質を見極めて取捨選択してから活かさないと、身動き取れなくなりますよ。
真面目な人ほどこの傾向が強いので、僕のような生意気で我が道を行くタイプの考え方も、頭の片隅に知っておいてもらいたいのです。
普通じゃない事をするからこそ、普通じゃない結果が出る。1000社中の3社に入ろうと思ったら、997社が当たり前のようにやってる普通から脱却しましょう。
自分の信じる事をする。人生好きにやったもん勝ちです。やりたいようにやればいい。案外そっちの方が上手くいくんですよ。いつもありがとうございます^ ^