昨夜は中学校の先生達と語り合いました。
先日の奈良市立平城中学校での授業を経て、先生達とフィードバック反省会です。
校長先生も来てくださって、色々お話しをしました。
結局、学校も会社も同じなんですよね。
校長先生=経営者
先生=社員
生徒=お客様
と位置付けた時に、
先生=社員の行動の目的が、生徒が学び成長する事=お客様が自社サービスによってhappy!にする事とした場合。
先生=社員をどうやって生かすかを、校長先生=経営者や、教頭先生=マネージャー、学年主任=リーダーは考えるわけです。
なぜならそれが先生=社員の成長や幸せに繋がるからです。彼らの良さをどう引き出して、生徒=お客様に対しての行動目的を達成させるか。
ここで、命令という権力を使って人や組織を動かしているようでは全くダメなのです。
全員が主体的に同じ方向に動く強い組織を創る必要があります。命令する必要がない組織を。
つまり、環境です。
どうやったら良い環境がつくれるのか。
その為には、
理念の浸透であり、
理念を実現する為のビジョンや目標の明確化と共有であり、
目標を実現する為の行動計画や評価のPDCAがまわっている仕組みであり、
PDCAの仕組みを実現していけるモチベーションの高い人財が沢山居るポジティブな社風であり、
社風を創っていくリーダーシップをとれるリーダーであり、
リーダーが生まれ育ちあっていく事。それが良い環境だと思います。
本当に、環境って凄く大事ですよね。一番大事。
効率だけ求めていても継続的な結果は出ません。100%の最高の効率的な完成度を誇る仕組みを創ったとしても、仕組みを動かすのは人だからです。その仕組みを動かしたくなる仕掛けが必要なのです。
だからこそ、遠回りに見えたとしても効率化を追求するのは70%に抑えて、空いた余白にアナログ30%を注入する事が大事なのです。それが実は最短ルートだったりします。
そういった事を実現する為には、何より校長先生=経営者が変わる必要があります。もっと勉強して、もっと人間力を身につけて、進化する必要があります。
だからトップは常に挑戦し続けるのです。進化する為に。少なくともナンバー2がトップの変わりを出来るようになるまでは。
トップには、志が必要なのです。志や使命感がないと、挑戦し続ける事は不可能だからです。お金とか見栄とかそんな自分主体レベルのモチベーションでは挑戦し続けるには弱すぎるのです。
自分の損得ではなく、周りをより良くする為に動けるようにならなければいけない。地域貢献の重要性に気付ける人間力を身につけなければいけない。
恩送りという、感謝の気持ちを高め次世代へ繋いでいく概念を血肉化しなければならない。世の為人の為に行動出来るレベルで。
そうなった時、自分の周りの環境は間違いなく良くなっている。それを最大化したい。
世の中良く出来ているなと本当に思います。こんな大事な物事の本質に気付ける事、体感出来る事は感謝でしかない。皆さんのおかげです。
これからも高みを目指して一生懸命頑張ります。