よく、学ぶ。とか、吸収する。とか、インプット欲の高い人が居ます。
それは新しい事を知って自己成長に繋がる事への喜びだと思いますし、良い結果を出す為の努力であり、本当に素晴らしい事なんですが、インプットした状態のまま、つまり知識で止まっている場合もあって、勿体無いなと思う事もあります。
逆に、教える。とか、与える。とか、アウトプットしている人というのは、新しく得た知識を体験する状態にまで深めていますので、結果を出す事が出来ます。
インプットした知識というのは、それだけでは本質を100%とすると70%ぐらいの理解度のように思います。知識も間違いなく必要ですが、あくまで知識とは結果を出す為の準備であって、結果そのものではありません。
そして人に伝えるというプロセスは、自分では100%分かっている事だとしても他人に伝わるのは30%ぐらいだと思います。
つまり、誰かに100%(実際にはMAX70%)、伝えよう(アウトプットしよう)と思ったら、そもそも自分が300%ぐらい理解していないと難しい。
だからもっと分かりやすく誰かに伝える為に細部までインプットし直すし、実践して新たに発見したり、誰かからレスポンスを貰ったりして、色んな試行錯誤を繰り返して300%まで持って行こうとします。
じゃあ、100%貰おう(インプット)と思って70%を得る人より、100%与えよう(アウトプット)と思って300%を得る人の方が、結果に反映されやすくなるのは当たり前なんですよね。
世の中、生徒よりも先生の方が知識あります。真似する側よりも真似される側の方が知識あります。参加者よりも主体者のほうが知識があるのです。
しかも彼らは活きた知識を持っています。300%もクオリティありますからね、実践に活かせるし、臨機応変に応用や発展も出来ます。これこそが結果に繋げる知識本来の使い方だと思います。
アウトプットする人こそが、最大まで本質をインプット出来る人なのです。
だからこそ、学びたい、吸収したい、結果出したい、成長したい、というポジティブな意欲を持っている人は、どんどん自分の持っているものを出していけば良いんです。
アウトプットする時間があればインプットしたいとか、自分はまだアウトプットするレベルまでインプット出来てないとか、なぜ自分の得にならないのにわざわざ誰かに与えないといけないのか、とか色々とやらない理由はいくらでも思いつきます。
それはインプットとアウトプットは真逆と思っているからそういう発想になるんだと思います。
でも実は、インプットしたい人ほどアウトプットするべきなのです。
なぜならアウトプットには、インプットするだけの人には到底辿り着く事が出来ない領域まで自分を高められる300%のインプット環境が待っているからです。
何の為にインプットするのか。を考えた時に、その為にすべき事は実は真逆だと思っている事をするのが良いって、本当に面白いですね^^