火曜日は、僕が幹事長を務めさせていただいている奈良同友会青年部の事業が二つありました。
帝塚山大学との産学連携事業と、奈良同友会青年部例会です。
今回は両方にイベント21社員を連れていきました。
帝塚山大学の連携事業は、大学内の教室で、中小企業経営者が講義を行い、学生達と共に同じテーブルに座ってディスカッションする場。
毎週火曜日16時から約4か月間、毎回仲間達が10名前後集まり頑張ってくれた事業で、この日は最終日でした。
この場に施工チーフを連れていきました。
中々社会人が大学で学生に混じって講義を受ける事なんて無いので、彼にとって貴重な経験をさせてあげられる場だと思ってワクワクでしたよ。
一生懸命頑張ってくれている大切な社員に、人として様々な視点を身に着けられるような、成長の場を体感させてあげられるのが嬉しい。
そしてその後、一緒に奈良青年部例会の会場へ。
30分の移動の車の中で、「どうやった?さっきの帝塚山大学での学びを聞かせて?今アウトプットしとかな、今からの学びで上書き保存されるで」言うて、二人で色々話ながら、到着。
例会会場には、ウチの他の社員達も4名呼んでまして。
営業チーフとリーダー3名、そして大学から参加してくれている施工チーフの合計5名で、今後は経営者達、そして他社の社員達に混ざって学びます。
みんなにとって、相当刺激的な一日だったと思います笑
僕はいつも、イベント21と奈良同友会青年部の二つの組織が混ざる時、物凄くhappy!な気持ちになります。
どっちもめっちゃ好きやからです。
そしてどちらも僕が長として、仲間達みんなの力を借りながら新しく創り上げてきた「学び続ける組織」であり、みんなが成長出来る「happy!を生み出せる組織」なんです。
組織とは、人です。
人は変わる事が出来る。それが成長です。
人が成長する事を間近で見れる喜びは、かけがえのないものです。
そして学ぶ喜びも、本当に素晴らしいものです。
成長する為に、違いを知る場に行く。
経営者にとっては他社の経営者や社員の視点が学びになり、社員にとっては他社の社員や経営者の視点が学びになる。
来期60名の組織、イベント21理念「you happy, we happy!」と、
来期120名の組織、奈良同友会青年部2015ビジョン「社業良し、社員良し、地域良し」
それぞれの場所で僕が掲げた旗。それぞれの場で共に学び成長する仲間達。
彼らが出会い、更に学びを深める。最高じゃないですかそれ。
帝塚山大学事業を中心的に頑張ってくれた、奈良同友会青年部研修委員会の、樫内担当副幹事長、吉田委員長、委員会メンバー、報告者の木村さん、そしてみんな。
1月奈良同友会青年部例会事業を中心的に頑張ってくれた、例会委員会の、倉原担当副幹事長、安本委員長、室長の松谷さん、委員会メンバー、報告者の藤枝さん、そしてみんな。
そしてイベント21を中心的に頑張ってくれているリーダー達のみんな。
全員が、出会った頃よりめちゃくちゃ成長している。そういうのが最高にシビれるし、そういう場づくりが一番面白い。
だから僕も絶対負けないように、成長していきたい。
藤枝さんの報告を聞いて、僕の中で久々に奈良青年部例会でいつもと違う種類のテンションが上がりましたよ。
だってウチの社員の前で、自分とこの社員さんを無茶ぶりさせて成長の機会を生み出しまくってましたからね。
僕の得意技を、僕とウチの社員の目の前でやられてるのを見て、かなりシビれました。
悔しいというか、「待て待て俺にもやらせろ!ウチの社員にもその機会与えたい!」って思いました。
今回は藤枝さんの舞台やのにそう思わされるぐらいの笑
相当嬉しかったです。ありがとうございます。
これからも共に学び合い、切磋琢磨しましょう!
以下、今回参加した社員達が社内に自分の学びをフィードバックしてくれているので、共有します。みんな素晴らしい角度での気付きを得てくれています。
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■■久賀君
【頑張っている社員の行動】
村田君。
同友会に、村田、出口、川島、中谷と一緒に参加させ頂きました。
グループ討論の発表の場で、大勢の経営者の前で、堂々と村田君が発表していました。率直に凄いと思いました。
かっこよかったでぇ~!
※同友会大学に初参加させて頂きました。
株式会社 平和不動産奈良の木村道延さんの報告がありました。
ここに至るまでの、経緯や経験してきた事など、大学生向けに話して頂けたので分かりやすかったです。
「自分をアホにして学ぶ事」
と言っていたのが、物凄く自分の中に入り込んできました。今の自分にとってホンマに欠けている事だと気付き、これから成長する為にも大事な事に気付く事ができました。
「縁を+にする事。そして感謝を忘れない」と最後に言ってました。
簡単に思えて当たり前の様に出来る事では無いが、人と人の繋がりにより、良い仕事ができ、決して今の環境に満足している訳では無いが、この環境で仕事が出来る喜びに感謝しなくてはいけないと気付けました。
※同友会青年部定例会
フジエダ珈琲 株式会社 藤枝 一典さん による報告と、社員さんによる報告とがありました。
藤枝さんの会社は、約2周間まえぐらいに経営理念が出来たそうです。
きっかけは、経営理念が無いことにより、壁にぶち当たる事があり、そして、社員の方から「心が揃わないですよ」と言われ、どれだけ大切かと言う事を学び理念経営をする決意をしたそうです。
そして、社員さんの方からも報告があり、モチベーションの高さ、会社を良くしたいと言う思いが伝わってきました。主体的な行動をとり、コミュニケーションをはかり徐々にまとめる事ができたと。仕事をする上で目指すものは何か、フジエダ珈琲らしさとは何か追求していきます。と熱く語ってました。
イベント21は「you happy, we happy!」の理念があるからこそ、同じ方向に向かい判断基準がある。
この理念をもっと最大限に活かす為には、みんなが主体者意識を持ち行動し追求する事により、もっと深めていけると思いました。
ますばコアバリュー委員会で最高のものを創りたいと思います。
愛一郎さん最高の学びの場を提供して頂きありがとうございました。
みんなが会社で頑張っているなか、参加させて頂いて本当にありがとうございました。
絶対により良い会社していける様に頑張ります。
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■■出口さん
お疲れ様です。出口です。
先日の奈良県中小企業家同友会青年部会 1月例会に参加した感想を共有します。
添付は、社長が幹事長として挨拶をしている写真、
また、村田さんがグループ発表をした写真も添付します!
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概要はすでに共有されているとおりですので、感想のみ、共有をさせていただきます。
フジエダコーヒーの藤枝社長は、以前にイベント21へ従業員の方と来社され、おもてなしをさせていただいたことがありました。
その際、私は自社の理念や自身のビジョンについて話をさせていただきました。(久賀さん、川島さん、出口の回でした。)
おそらく、理念をつくっている最中か、もしくは共有したての段階だったのだと思います。
今回発表の中で理念が出来上がっていく過程、そして従業員の方々の思いを聞くことが出来たのは、
改めて自分の理念に対する思いを再認識する場となりました。
・理念について
イベント21の理念you happy,we happy!は、社長がつくり、諸先輩方が試行錯誤をして共有化する今の方法(朝礼や全体会議、理念ベースで語ることなどなど)を作ってきた結果、これだけ浸透しているんだと思います。
また、フジエダコーヒーの社員さんも言っていましたが、イベント21でも、物事の軸になっていること、ベクトルをあわせる際の基準になっていること、
マニュアルやノウハウづくりの基礎にもなること。それを、改めて感じることができました。
・学びに感じたこと
社員のアラキさんがおっしゃていた、自身が主体者になったきっかけはお客様の声を現場で聞くことという話。イベント21はもっとアンケートも含め、お客様の声を聴く必要があると思いました。
藤枝社長が質疑応答でおっしゃっていた「日々のコト(朝礼や会議)」の質をあげることが大事ということ。先輩が作ってくれたやり方に甘んじることなく、より質をあげていく工夫を一人ひとりがしていく必要がある。
グループディスカッションでは、一人一人のじぶんらしさを活かして、その会社らしさを作るということ。そして、自分らしさを発揮できないと、社員はやる気をなくす。自分らしさを発揮できるような風通しのよさが必要。
上記が感じたことでした。
また、同友会青年部は学びの場です。
同じテーブルにいた6名の内、4名が社長で、2名が出口を含む社員でした。
行ったことがないひとはびっくりするかもしれませんが、社長も必死になって勉強をして、そして、反省をするというのが同友会の場です。
同じテーブルの年配の社長さんは、「もっと出来ることがある。社員の方と話して反省した」とまでおっしゃっていました。社員2名は正直、恐縮しました。
その学ぼう、すべて吸収しようとされる、年齢的にはかなり年上の先輩の存在自体が勉強になりました。
なかなかこういった機会はないと思いますが、同じような機会があった際には、一人でも多く参加してほしいと思います。
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■■村田君
フジエダ珈琲現社長、藤枝社長によるお話と、グループディスカッション「自分の会社らしさ」とは、、
以上主にふたつの報告内容の勉強とディスカッションがありました。
藤枝社長によるお話は今までの藤枝社長の人生のお話とフジエダ珈琲のお話、そして理念のお話でした。
わかりづらい部分があるとは思いますが、最初に自分がメモをした内容を記載します。
文章ではなく単語、箇条書きでメモをしていました。
・自分が何をするか、
・社長も完全ではない
・ある店舗の立ち上げ時は半年間家に帰らず
・お店は飽きられる
・理念を自社に持ち込む
・本質の話し
・50代の方はガッツがある。
・社長が代わると従業員も大変
・一人では限界があるので、やはり仕組み
・理念は分かりやすい基準(生き残れ)
・想いは掛け算
・100年企業を創りたい。そうする為に逆算する。成文化する。
以上自分がメモをした内容です。
藤枝社長のお話を聞かせて頂き、藤枝社長は仕事が大変好きな方なんだと印象を受けました。
藤枝珈琲に就職する為にかなりハードワークを強いられる会社に就職され、3週間ほど過労により入院されたという話しも聞きました。その自体を会社のせいにはせずに自分がしたこと、良い勉強になったとおっしゃっており、自分では絶対に言えない言葉だなと思いました。
また最後に藤枝社長に質問するコーナーがあり、参加者全員が聞きたいことを紙にまとめ、時間の許す限り回答して頂く時間がありました。
その中で印象に残っていることが、
・100年企業を創りたいということで何故100年なんですか。という質問です。
100年後は自分が現役で経営をすることは不可能だから、つまり自分だけのことで終わらないからとおっしゃっていました。
確かにそうなんですが、本当にこう想える人は世の中に何人いるんだろうと思いました。
ちなみに自分はまだ自分のことしか考えれないちっぽけな人間です。
また、普段やっていることの質をあげることが大事。無料で出来るという言葉も印象に残っています。
結果「考えることが大事」だと思います。
またグループディスカッションでは『あなたの会社らしさって何ですか?そのらしさは共有出来ていますか?』という議題について話合いました。
介護事業、薬局事務、工場事業の方々とお話させて頂き、お年寄りの方、パート従業員、従業員の方に中国人、ベトナム人の方がいらっしゃるのですが、言葉の壁があると中々想いが共有出来ないと話しになりました。
それを解決する為には
・やさしさが必要
・主体者意識を持った仕組み作りの提案
・しんどいと言わせない環境作り
・ワンクッション置いて意見を上げる
と意見が出ました。
これをバチッとまとめるとどうなるだろうと議論し
『社内、地域、国籍、年齢問わず、共有できる環境つくり』が必要という結論になりました。
先日行かさせて頂きました同友会では考えること、仕組み作りが大事と学びました。
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■■中谷君
お疲れ様です。中谷です。
先日参加させて頂きました、奈良県中小企業家同友会青年部会 1月例会の感想を共有致します。
御確認宜しくお願いいたします。
「理念経営に目覚める!目指すは企業文化作り!」~その気付きの転換点と目的は?~
報告者/フジエダ珈琲代表取締役社長藤枝一典氏
■ 概要
※社内共有のみ。非公開
■ 感想
まずはこんな素晴らしい時間を提供してくださった社長と、中谷不在時にフォローしてくれたメンバーに感謝しております。
幸いな事に例会翌日にJC様が来社され、貴重なアウトプットする機会も頂いた事も自分にとって貴重な経験になりました。
有難うございます。
今回一番感じたことは『理念の重要性』というところです。
私はイベント21の業種であるイベント行は『形の無いものを提供するサービス』だと常々感じております。
このサービスを提供するにあたり、様々なお客様のご要望にお応えする為にも自由な発想や提案が求められます。
この『自由』というものは本当に難しく各社員が好き勝手にやっても良いという訳ではありません。
そこで弊社社員には1つの大きな判断基準としてイベント21の理念『you happy,we happy!』が重要になってくると思います。
例えばですが、小説や漫画などの自由度の高いものにとって、ストーリーの軸しっかりしていないものは話が脱線したり、また脱線しすぎて面白くなくなる事があります。
ワンピースの「海賊王にオレはなる!!」が途中で「やっぱり飽きたから、漁師になる!!」だったら多分面白くなくなり、連載終了になる可能性が高くなると思います。
上記の礼にも記載した通り『軸』というものは本当に大切なものだと思います。
会社という組織においてこの『軸』=『理念』だと私は思います。
イベント21の良い所の一つでもある『自由度の高さ』において、この軸という最低限のルールは他の会社よりも大切なものだと思います。
今回は発見というよりも再認識ということが出来たことと、経営者の方がどんな思いで『理念』の創造をされたかを感じる事のできる良い機会になりました。
■ 今後どのように活かすか
この貴重な経験を現在の後輩や、今後入社してくる新入社員にイベント21にとっての『理念の重要性』について伝えていきたいと思います。
今回もグループディスカッションをさせて頂き、皆さんが口をそろえて自社の従業員に理念が落ちないという事をおっしゃっていました。
ディスカッション中自社の理念についてお話させて戴く場を設けて頂き、お褒め頂いたことが本当に嬉しかったです。
先程も記載した通り、イベント21にとって理念は他の会社様よりも理念が重要なものになる為、この重要性を普及するということは大切な仕事だと思います。
ですが、自分が理念に沿った行動をしていないのに普及することはまず出来ません。
だからこそ自分の行動や言動が『you happy,we happy!』に沿っているか省みる事を実践していきます。
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■■川島君
お疲れ様です。
今回、出口さん、村田さん、中谷さん、久賀さん、川島の5名が奈良県中小企業家同友会青年部会1月例会に参加しました。
「理念経営に目覚める!目指すは企業文化作り!」~その気付きの転換点と目的は?~
報告者/フジエダ珈琲代表取締役社長藤枝一典氏
どんなお話があったのか
※社内共有のみ。非公開
抱いた感想
ここからは川島の率直な感想を書きます。お話を聞いているとスピーチに熱が籠っていて、藤枝さんは魂で運営して来られたのだなということが感じられました。
理念が出来上がった経緯も、藤枝さんがスタッフの皆様に「フジエダ珈琲とはどんな会社」と問いかけてみるとヒントになったものが沢山あったようで、なんでそういうものがすぐに出てくるのかというと、明文化されていなかっただけで皆さまプライドをもって自分たちの業務に当たっていらっしゃるからだろうなと思いました。
そしてお話の内容にすごく親近感が湧くなと思いました。藤枝さんの生い立ち・境遇はイベント21社長に近いものがあったからです。
また、理念「Life×Coffee×Quality」はイベント21の「you happy,we happy」にも通じるところがありました。
例えば
「we happy,you happy!」ではいけません。
自分たちを第一に置いてしまっては、どうしても利己的になってしまいお客様を満足させる事は出来なくなるからです。
「you happy!」だけでもいけません。
お客様を満足させて自分たちもhappy!でないと、一方的なボランティアになってしまいそこで働く人たちも物心両面で豊かにならないからです。そしてそれでは継続してお客様を満足させ続けることも出来ません。
このようにイベント21の理念も順番やバランスがとても大事だし、いざ意思決定をしようというときに理念を考え方の指標にしているからです。
そして、現場で働くスタッフの荒木さんは「決定基準などをMTGしたとしても心が揃わない」ことで悩んでおり、ここで経営理念がなかったことが原因だという問題が明らかとなった事や、経営理念を打ち出してからはスタッフの方が「社長だったらこう考えるんじゃないか」など言ってくれるになったと聞いて、会社に一体感・まとまりが生まれたような印象を受けました。
組織が大きくなって100年先まで継続していくにあたって、軸となる考えがないと会社らしさを失ってしまうし、そうならないためにもやはり理念は必要だと思いました。
明日からどうするか?
お話を聞いたりディスカッション「感想と質問事項」「自分の会社らしさとは?」でさらに深めながら念頭に置いていたのが「明日にどう活かすか?」という事でした。
川島は「何をやるにしても「基軸となる考え方」に立ち返ってからスタート/今あるものはブラッシュアップすべきだな」と話しを聞いていて思いました。
自分はイベント21WEB社員として目の前にあるページが常に理念に沿っているのかを念頭において業務にあたりたいと思います。
なぜならWEBページは自分たちだけの作品ではなく、お客様が閲覧してイベント21を使うためにあるものだからです。でも立ち返る習慣がないと、理念から逸れた情報発信をしてしまう恐れがある。例えば利己的なWEBページになってしまう怖さがある。
だからこそ何をやるにしても理念に沿っているのかを念頭に業務に当たろうと思いました。