月曜日は、年三回の人事評価のうちの一回になる、12月評価でした。
イベント21の人事評価は、ABCD評価基準をベースとして、自己評価、上司との二者面談、そして最終の全リーダーによる評価という三段階になっています。
昨年末に12月評価最終をリーダー達と行ったのですが、時間が足りず、翌年度に持ち越しとなってまして、その後半戦が終わったカタチになります。
前半2時間、そして今回の後半4時間、合計で6時間かけて行いました。
なぜこれだけの時間をかけるのか?
それぐらい大事だからです。
何の目的も無いような、ただ開催するだけの意味のない会議や、一人が喋りまくってる会議、そして無駄な時間の多い質の低い会議には本当にうんざりします。
会議は短いほうがいい、少ないほうが良いという空気が世の中にあるのは、そういった会議が多いからでもありますし、
会議の目的を共有出来ていない主催者のスキルの問題と、理解しようとしない参加者の意識の問題、どちらもあると思っています。
ただ単に早く終わる会議が良い会議というわけじゃない。会議の少ない会社が良い会社だというわけでもない。
意味のある会議なら毎日やるべきだし、必要なら丸一日やってもいい。
もちろん時間を短くする為の努力や、全員の集中力を持続させる工夫、無駄を省く為の準備や創りこみは必要ですが、いったん業務から離れて人が集まって主体的に意見を出し合う、または共有して視野を広げるという、会議自体の価値は必ずあります。
つまりはっきりとしておきたいのは、そもそも会議には色んな種類があるという事です。
何かを決める事が目的の会議なら、決める為に開催する。
決まらない会議や、まだ決まっていないのに会議時間を優先して強引に終わらせる会議、早く決めないといけないのに会議の開催頻度を優先して早く開催出来ない会議などは最悪です。
本質が完璧にズレてるからです。
同じように、
情報や想いを共有する事が目的の会議なら、共有する為に開催する。
共有出来ない会議や、まだ共有出来ていないのに会議時間を優先して強引に終わらせる会議、早く共有しないといけないのに会議の開催頻度を優先して早く開催出来ない会議なども、最悪です。
何かを決める為の会議は、良いアイデアが出ればすぐに終われますが、何かを共有する為の会議は、参加メンバーのレベルの差によって、全員が共有する為の相応の時間が必要になります。
人を評価するという事は、評価される側は当然のこと、実は評価する側にとっても本当に大切な時間になります。
適当に評価するのは一生懸命頑張ってくれているメンバーに対して本当に失礼です。
そして評価者となるリーダー達は、一刻も早く全員が同じ評価基準を持つ必要があります。
今回の12月評価は、前回から大きくブラッシュアップされた新しい人事評価スタイルの導入、その一発目ということで、全リーダーの評価基準を揃える為に本当に重要な場でした。
場としてはメンバーの評価を決める為の会議なんですが、本当の目的は、メンバーの評価を通して全リーダーの正しい評価基準の共有でした。
だからこそ6時間かかろうが全員の意見を出し合い、評価基準の共有と、各評価項目の理解を徹底的に深めました。
人事評価とは企業文化を創るうえでとても重要な存在であり、その会社が目指す社風へ全員を導く素晴らしいツールです。
しかもイベント21は、社長が社員を評価するのではなく、リーダー達が全社員を評価する組織。
つまり全てのリーダー達がイベント21の企業文化や、自分が求められている役割、目指すべき方向性を共有出来ている状態で、それらの実現を進めるツール「人事評価」を使う為に理解を進める事で、イベント21はようやく、そして力強く、全社員で同じ方向に前進していけるのです。
今回の会議によって、また一歩、イベント21は大きく前進出来ます。
めちゃくちゃ楽しみです。いつもありがとうございます。