先週土曜日は、大阪経済法科大学が実施するフォーラムで講演とパネリストを務めてきました。
「男女で共に考える新しい働き方と生き方」市民公開フォーラム
家庭・職場におけるワークライフバランス支援を考える
学生達が主体で創り上げていて、見ていて気持ちよかったです。
先週の大阪情報コンピューター専門学校に続き、学生達に関わる大人としての立ち位置。
彼らにとって社会人になって働くというのは未知の世界ですからね。
人によって必要な働き方は違うということ。なぜなら自分がどんな人生を歩みたいか、どうありたいかが大事だからです。
人生の目的によって、人による最適なワークライフバランスも違うんだよってことを話してきました。
学生から、「イベント21のような会社で働きたくなりました!今日はお話し聞けて良かったです!」って言ってもらえて、嬉しかったです。
こういった関わりが増えていくなかで色々と僕が気付いていく訳ですが、働くということについて、語れる大人って少ないんだなと感じました。
僕の周りには沢山いるんですけどね。熱く楽しくやりがいを持って働いている人、僕の周りには沢山いる。
でも社会で見たら圧倒的に数が少ない。数が少ないから、発信力も小さくなる。
だから沢山居る子供達に「働く事の本当の面白さ」が隅々まで届きにくいんですね。
僕は、人生の大部分の時間を使う「働く」という事に対して、これから挑戦する事になる次世代や、今働いている若手社会人に、もっと希望を持ってもらいたいんです。
最初っから働く事にネガティブなイメージを持って働くのと、希望を持って働くのとでは、働く事=人生の大部分の時間を活かせる確率も変わってくると僕は思っている。
もちろん期待値が高ければその分ダメージを受ける事もある。環境によってはどうしようも無い場合もあるでしょう。その為に他の選択肢を持っておく事も大事です。
ただ、希望があれば踏ん張れる事もある。諦めなければ良くなる確率は上がっていく。
人生における働く時間をより良くする努力ってめっちゃ大事なんですよね。基本的に人は全員働く必要があるのだから。
このへんを伝えるバランス感覚って、凄く難しいなと思う。人によって耐性も違うしね。
まー世の中、圧倒的に働く事についてネガティブな意見が多いように感じるから、僕はポジティブな本質を語れる大人の立ち位置で居続けたいなと思います。
そして僕と同じように、そんな大切な話を次世代に自分の言葉で語る事の出来る人を、イベント21社員から増やしていきたい。
だからもっともっと良い会社にしたい。
社員が「働く事」に対して希望を体感出来る機会と場を増やしたい。
働く事とは、自分の損得だけでなく、自分の周り(社会)をhappy!にする事で自分もめっちゃhappy!になる事。
シンプルに誰かのお役に立つ、誰かに必要とされる、誰かに頼られる、誰かにありがとうを貰える。
誰かをhappy!に出来ることって、本来最高に素晴らしいし、そんな存在に自分がなる事って、物凄くカッコ良いのだから。
そんな素敵な責任を持った大人が増えれば、世界はもっとポジティブに変わっていけると思う。
みんなが自分の趣味とか、自分のプライベートとか、とにかく自分の為だけに生きていたら、弱い者は淘汰されてしまう。
力は無くても素敵な人は沢山いるのに、良い悪いではなく、強い弱いでしか判断されない世界を誰が望むのか。
力を持った人しか生き残れない社会なんて、本当にくだらない。全ての人が輝ける社会を創りたいし、次世代に残してあげたいなって思う。
結局、自分も、他人も、どっちも大事なんですよ。
次世代の後輩達の人生のど真ん中の時間を豊かにする為に関わる事、社会をより良くする為に関わる事。
これは経営者も社員も関係なく、先輩社会人としての責任だって気付いてほしいし、実はそれがめっちゃ面白いコトだって気付いてほしい。
何より最初から諦めるのではなく自分で自分の環境を面白くしていける強さ、そして自分だけでなく自分を含む周りまでhappy!にしていける優しさを持ってほしいと願うのです。
それが一番最高だから。
僕も頑張ります。
いつもありがとうございます。