写真は、この前の香川での報告(講演)です。
とてもカッコ良く写真を撮って頂いたので念のためここで自慢しときますか( ^ω^ )
自分いつも自慢しとるやないかという突っ込みが方々から聞こえてきたぞ今。
まーこんな調子乗った奴がたまには居る方が世の中おもろいですから。そういう奴もね、実はまぁまぁ頑張ってるんですよ!
沢山の愛すべき人達に支えられてだいぶ好きに生きてます。僕の身近な人になればなるほど中々苦労してると思います。いつもありがとうございます。
さて、若干上から目線での感謝の気持ちも伝えられて僕的に満足したところで、今日は社員の話しましょうか。
色んな社員がいて、中々面白いんですよイベント21は。よ~こんだけ訳の分からん奴らが集まったなと。毎日むちゃくちゃですよ。毎日何かある。簡単に言ったら名探偵コナンですよ。何で一生に一回あるかないかレベルの事件が毎日あるねんこの人状態ですよ。
僕が社内に居てる時間や聞く話だけでこれだけあるんやから、現場では至る所で勃発しまくってる訳ですよたぶん。訳の分からん奴らによる訳の分からん話の協奏曲が。
それ、めちゃくちゃおもろいな、と。退屈とは無縁の世界がここにあったな、と僕は感動する訳です。
みんな比較的本気でやってますからね、訳の分からん事を。たぶん一歩引いて見てる人が「あの、すみません、一生懸命やってはるのは分かるんですが、根本的に訳が分からないです」と言ってあげないと収まらないレベルなんです。
そんな愛すべき人達が集まって、一生懸命頑張っているのがイベント21という会社で、僕はそういう訳の分からない事をする人達が大好きなんです。
本気やんこの人、と思えたらおもろいじゃないですか。本人は計画通り的な顔面でやってるんですけど、明らかに本気なんバレてる人が沢山居る会社って、どうですか?間違いなく僕は遠慮しときます。嘘です。
例えばどんな訳の分からん話があるねんというと、せやなー、もう3年ぐらい経つし言うてもええか~という話しましょか?
幽霊騒動がイベント21で発生したんですよ。なんでも、ウチの倉庫に幽霊が出ると。
ちょうどその少し前に倉庫で社員が事故をして。連絡があってすぐに病院に直行しました。幸い結果的には大事には至らずに今も元気に働いてくれてるんですが、当時はすぐに再発防止の対策を現場のリーダーがしてくれました。
ただその事故が普通は起こらないような状況だったので、みんなが不安になって、そんな時にどこからともなく幽霊の話が出てきて。倉庫の社員達が怖がってね、大の大人達がビビっとるんです。
1人なるのが怖いから早く帰ったりするんです。幽霊のほうが君達を見たら怖がるわ!というような知的な顔面をお持ちの人達がですよ。どないなっとんねんと。
まぁそれだけやと笑い話なんですが、なんとここで満を持して、『私霊感あるんです』と言う人がパートさんの中から1人出てきまして、個室へ僕が呼び出されるわけですよ。
「社長、倉庫に幽霊居ます。この会社は今悪い運気が蔓延してます。この会社の事が好きだから言いますが、私がお世話になってる霊媒師の先生を紹介するので是非会って話を聞いてください。このままじゃ私辛いので辞めます!」
と言いだしたんです。
だいぶ笑えへんようになっとるがな。
で、僕はその真剣な顔して幽霊の話をしてくれてるパートさんを前に思う訳です。
「いやいや、ほな、もし僕がその霊媒師の先生に会いに行ったとして。
その大先生が『このままじゃ会社のみんなが不幸になる。今すぐ全部の商品を1円にしなさい。〇〇さんが災いなのでクビにしなさい。この事業は撤退しなさい。そしてこの壺を1000万円で買いなさい』と万が一言ったら、僕は
『はい、分かりました!今すぐそうします!ありがとうございます!次は僕はどのような経営方針を出すべきですか?』
と言うんですかと。
そんなアホな話あるかいー!何でウチの事何も知らない経営の素人に自社の命運を左右されやなあかんねん!」と思いながら、本人に悪気は一切無いのも凄く分かるので、丁重にお断りしました。
僕は僕の信念を信じて誠実に経営をしていきます、それが全社員の幸せになると僕は信じてます。僕がこの会社の代表取締役として全社員を絶対に守ると。
そのパートさんは残念ながら辞めましたが(しかもびっくりする事に他のパートさんも1人感化されて辞めました。人の心は弱いんですよ。その弱さを守れない自分の力の無さが悔しかったですよ。あの、これ、みんな真剣にやってますからね!)
あれから3年が経ちまして、会社は最高に絶好調です。経常利益100倍ぐらいなったんちゃうかな。もちろん社員は誰も死んでません。
生きてたら、良い時もあれば悪い時もあります。ただ悪い時にどう軌道修正するのかが大事だと思うんですよ。
負を一瞬で陽に変える気概や自立心が無いと、泥沼にはまってしまいます。人生トラップだらけですから。待ってたら誰かが自分の環境を良くしてくれるはずがない。自分の環境を良くするのは自分でしかない。
自分の人生は自分で決める覚悟を持って日々主体的に動いていたら、どんな局面であっても迷いなど一切生まれない。
もうね、毎日こんなんですわ。嬉しいことも悲しいことも、ようこんだけ訳の分からん事件あるなと。何やねんと。
一つだけ言いたいのは、誰も喉元過ぎたら覚えてない事ですよ。
当時はみんなドヤ顔で、さも僕が社員の不幸を避けようとしない悪い経営者扱いをするがごとく言い切るんですが、
3年経って結果的に『ほら見てみぃー!何もなってないやろ!俺の経営判断間違ってなかったやろ!どうやねんー!』って僕がドヤ顔で言う相手が、今や誰も居ないんです。当事者不在ですよ常に。言われっぱなしですよ。
この事象を僕は、無制限サンドバッグ状態と呼んでます。
まぁこれも経営者の一つの役割なんですね。この痛みをいかに感謝出来るか、ここが一番大事なのです。そして心から思う、めっちゃおもろいと。退屈しなくて済むわと。
みんな一生懸命頑張ってくれてます。ほんま、たまには人間ですから訳の分からん事で右往左往する時もありますが、本当に愛すべき奴らなんです。
僕はこれからもみんなが幸せになれる会社づくりを誠実に、真っ直ぐに、こんな愛すべき仲間達と共に進めていきたいと思います。
訳分からんのって面白いです。予想出来る範囲の外側ですから全然退屈しない。そういう話が後で思い返すと思いっきり笑えるんですよね。
常にワクワクしながら毎日を受け止めていきたいと思います。いつもありがとうございます。