今月も会社として全体の6月度目標値を達成しましたが、チーム目標としても達成してくれた2チームにご褒美チケット配布しました。
上が前月、下が今月分です。今回の生え際おかしいやろ!
段々雑な扱いになってきているのが少し気になりますが、この調子で毎月変わるチケットデザインを集めていってもらいたいです笑
今月の会議コンテンツは、
「夢を叶える報告書を読んで、自分の強みと課題と一年後の目標をみんなの前で発表」です。
これはリーダー会でリーダー達が提案してくれた会議コンテンツです。リーダー達が主体的に、弊社経営指針を社内教育に活用しようとする姿勢が素晴らしい。よく分かってる。
5月度全体会議で、「いいね・応援メッセージ」をやりましたが、これは自分から仲間へのメッセージ発表の場でした。(5月度全体会議:http://event21.co.jp/ceo/?p=617)
今回は夢を叶える報告書に記載された仲間達全員分の自分へのメッセージを受けての、感想と、いいねメッセージから読み取る自分の強みと、応援メッセージから読み取る自分の課題と、一年後の目標を一人ずつみんなの前で発表してもらいました。
応援メッセージについては、みんなが自分の為を想って本音で言ってくれている愛があるので、ありがとうという気持ちを伝えます。
今、物凄く良い社風になっているイベント21ですが、こういった取り組み一つ一つが組織の軸を創っていっているように思います。
本音で相手に関わるコミュニケーション。
自分や相手の成長を大切にしている社風。
人前で自分の想いや目標やありがとうを発信する文化。
僕の創りたい組織、目指している会社に近づいてきている実感があります。だってこんなポジティブな会社は中々ないですよ。人が成長する環境があり、互いに育ち合う風土がある会社。
なぜならイベント21には、you happy, we happy!という理念が浸透しているからです。
イベント21が求める人とは、自分の周りの人達をhappy!に出来る、良い影響力を持つ人です。
そして周りの人達のhappy!を自分のhappy!に感じられる、人間力を持つ人です。
理念を明確化すればするほど、社風が確立していきます。その過程で、この社風にフィットした人財が社内で残るようになっていき、そんな人財が良い先輩像として後輩達のモデルケースとなっていきます。
そしてこれから入社してくる新人の入り口(採用面接段階)では、違う人財が入ってこないように選別が行われるので、人が増えれば増えるほど、更にどんどん人と会社がフィットしていく。
価値基準を統一する事の重要性。これは同じ意見の人達を集めているのではなく、そこには多様性や個人の価値観があって当然良いのですが、沢山の人間が集まって同じ方向で力を合わせる以上、組織として根本の価値基準を統一していく必要はあるのです。
どういう事かというと、例えば僕達は「人を殺したらダメ」とか「幸せになりたい」という、人としての根本の価値基準が統一されているから一緒に生活も出来るし、共に力を合わせる事も出来る。これが合ってない人と一緒には居られないですよね。ましてや力を合わせて最高の結果を出すとか絶対無理です。
この、現代社会で生きる人としての根本の価値基準というのが、会社でいうと理念だと思うのです。理念とは、この会社で働く社員としての価値基準なのです。
you happy, we happy!という価値基準を全員が持っていると、三方良しのhappy!を生み出す為に、自分個人としても会社としても成長しなければいけない事を全員が理解出来ます。だから本音で相手に関わる必要があるし、人前で自分の想いや目標やありがとうを発信する事の大切さも理解出来るのです。
どうやったらもっと沢山の人にhappy!を生み出せるか。どうやったら後輩を成長させてあげられるか。どうやったらお客様により良いサービスを提供出来るか。この同じ方向性で、みんなの持つ様々な価値観から生まれる意見をぶつけあって、目指すべき結果を超える事に時間を労力を使える組織が一番強いのです。
後輩なんて育てなくても使い捨てで良いやん面倒くさいし。お客さんよりも自分が儲かったらそれで良いやん俺のボーナス上がるし。と思ってる方向性の人と、どうやったら後輩を成長させてあげられるか、どうやったらお客様のお役に立てるかの話をしても、相当な不協和音が出ます。
そんな状態で力を合わせても良い結果が生まれるはずがない。当たり前ですよね、根本の価値基準が違うのですから。
企業には段階がありますので、創生期から発展期(社員30名程度)まではこういった不協和音を繰り返して人の出入りを繰り返しながら、模索して足掻いて走りながら調整して、少しずつ価値基準の統一を図っていくわけです。
この時期がしんどいのです。価値基準が統一されていないからです。組織が小さいと経営者が会社の法律だと言っても話が通りますので勢いで引っ張っていけますが、それは実際には価値基準が統一されているわけではありませんので、人が増えていくと必ず壁にぶち当たる事になります。
こういった環境や仕組みが整備されていないと、目指している方向性が正しくとも人は辞めていく。正しいからこそ余計に、なぜ辞めるのかも分からない。世の中のほとんどの企業はこの時期を抜けられずに終わっていきます。
中小企業庁のサイトに統計資料が掲載されていますが、それによると世の中に企業は全部で386万社あります。
その内、大企業は1万社(0.26%) 常用雇用者301名以上(サービス業は101名以上)
中企業は51万社(13.2%) 常用雇用者300名~21名(サービス業は100名~6名)
小企業は334万社(86.5%) 常用雇用者20名以下(サービス業5名以下)
イベント21は世の中の分類でいくと中企業に入ります。世の中の企業数を100社とすると、上位13位以内に入る企業規模です。
僕は、中企業(13位)までは経営者のマンパワーでもいけると思いますが、中企業の中でも最上位クラス(1位~3位クラス)に行こうとすると、価値基準の統一をしないと行けない(もしくは勢いで行っても5年も継続出来ない)と思っています。
イベント21は世の中をより良く変える企業を目指していますし、お客様や社員や地域に対してより大きなポジティブな影響力を発信する為にも、社員100名を余裕で超える大企業にならなければいけないと思っています。だから僕はここにこだわるし、とても大事になってくるのです。
会社としての一日、一ヵ月、一年、三年、五年、十年、三十年を通して、この価値基準を統一する為の環境を用意し、仕組みを仕掛けて、社員に本気本音で語りかける事を繰り返し続ける。
それが大きなhappy!を社会に生み出す事の出来る、僕の目指すべき経営者の仕事だと思っています。
頑張ります。いつもありがとうございます。
■7月度イベント21全体会議
・フィロソフィー(30分)「能力を未来進行形でとらえる」
・前回のリーダー会での決定事項報告(10分)
・社長ビジョン(5分)
・7月度会議コンテンツ「夢を叶える報告書を読んで、自分の強みと課題と一年後の目標をみんなの前で発表」(65分)
・単月MVP(40分)