こんにちは!
株式会社イベント21 東京支店 サブセクションチーフの松尾です。
なんとなんと、
Great Place To Work 2025 アジアにおける「働きがいのある会社」ランキングに30位ランクインされました🎉✨✨
ということで、表彰式の行われるスリランカへ行ってまいりました!🛬
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Great Place To Workとは?
Great Place To Work®は、世界約150ヶ国で従業員意識調査を行い、調査結果をもとに「働きがいのある会社」
認定・ランキングを発表している機関でイベント21は毎年ランキングにエントリーをしています。
GPTWが展開しているアジア・中東の各国で、合計690万人の従業員を対象とした調査の結果を元に決定されます。
国別ランキングに選出された870社のうち、グローバル企業部門、大企業部門(500名以上)、中小企業部門(10~499名)の3つの部門で計200社が選出されるのですが、
イベント21は中小企業部門にて今回30位を受賞しました!
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表彰式では、アジア各国の企業と交流!🌏
“働きがい”という共通のテーマを通して、さまざまな国の取り組みや価値観に触れることができ、とても刺激的な時間でした。
現地で出会った企業の方々との会話や、カフェで社長としたディスカッションから、新たな学びや気づきもたくさんありました。
さらに、今回の受賞は私たちにとって、次回一位を取れる企業になるための大きな励みになりました。
これを糧に、これからはさらに「関わるすべての人の幸せ」を追求しつつ、実際に現地で学んだことや気づきを、皆さんとシェアしていきたいと思います。
< 学び4選!>
・働きがいにはフェーズがある
- 第1フェーズ :自分の成長 =世のため人のための範囲が自分
- 第2フェーズ :目の前の関わる人 =世のため人のための範囲が目の前 (目の前のお客様など)
- 第3フェーズ :目の前の関わる人々 =世のため人のための範囲が所属組織 (後輩や組織の成長など)
- 第4フェーズ :社会貢献 =世のため人のための範囲が地域
- 第4.5フェーズ:未来貢献 =世のため人のための範囲が未来 (死んでも残る未来を創っていける)
イベント21全社員が今目指している働きがいのフェーズは【第4フェーズ :社会貢献】になります。
第4フェーズ(社会貢献)へ上がる要素は、使命+楽しさ+誇りです!
(「使命=日本の発展のために自分たちがやらなきゃいけない」のようなイメージ)
もちろん、第1.2フェーズにいる方を無理やり第4フェーズに上げるのではなく、段階を踏みながら一緒に上がろうという姿勢です✨
【スリランカチーム】という、GPTW表彰式に参加したメンバーで結成されたチームが今月から始動し、
拠店・チームの会議やインターンへの参加を通して、働きがいへの理解をより深められるよう関わっていきます!
全社員が、「地域(社会)へ貢献することが働きがいです!」という会社、私は見たことがないので、かなったらどうなるのだろうとワクワクしております\( ‘ω’)/💕
・信頼について
価値観を素早く共有することは、組織にとって文化資本となり、パフォーマンスを加速させます。
これにより戦略の推進がスムーズになり、長期的な価値の創出にもつながります。
しかし、これも信頼あってこそです!
💡信頼の難しさ💡
信頼を築くのは簡単ではありません。
信頼を難しくする要因には、以下のようなものがあります。
- 文化的または職場の規範:オープンさと心理的安全性が低い環境は信頼を阻害します。
- 性格的な特性:内向的、完璧主義、リスク回避型の人は、他者に心を開きにくい傾向があります。
- リーダーシップの欠如:指導者が信頼関係を築く行動をとらない場合、チーム全体での信頼が育ちにくくなります。
- 過去の裏切りや信頼の破壊:以前に裏切りや失敗を経験すると、恐怖心や警戒心が生まれます。
- 脆弱性に対する不安:自分の間違いや弱点を認めることに不快感を覚える人は、心を開くことが難しくなります。
簡単に言うと、信頼は環境や個人の性格、過去の経験に大きく左右されるということです。
心理的安全性を高めるには、これらの要因を理解した上で、少しずつ信頼を積み重ねることが重要です。
では、どうすれば信頼を築けるのか?
カンファレンスでは、リーダーが持つべきスタンスとして
“Flower Restoration(フラワー・レストレーション)” という考え方が紹介されていました。
※英訳のニュアンスで少し捉え方が変わるかもしれません
リーダーとして意識すべき文化・行動の例は以下の通りです。
- 充実した文化:表彰、キャリア開発
- 成果重視:説明責任システム、明確な業績指標、定期的な業績評価
- 聞く文化:オープンフィードバック、アクティブリスニング
- 企業家精神文化:継続的な学習、イノベーションを受け入れる風土
- 当事者意識文化:共通の目標、インクルージョンへのコミットメント
- ウェルビーイング文化:ワークライフバランスを尊重
これらの文化や行動は、単に制度や仕組みを整えるだけでなく、日々のリーダーの言動や意思決定を通じてチームに信頼を生み出す土台となります。
リーダーが意図的に安心・尊重・挑戦の機会を作ることで、
メンバーは心理的安全性を感じ、主体的に関わり、結果として組織全体のパフォーマンスや創造性が高まります。
安全でない場所からより安全な場所へ。
信頼できない場所から信頼できる場所へ。
非接触の場所から接触する場所へ。
・リーダーの姿
カンファレンスの中で好きだった言葉を紹介します!
「リーダーシップから素晴らしいスタートを切るためには、この認識が必要です。
リーダーが経験をカタチ作る、経験が文化をカタチ作る、文化がパフォーマンスを促進する」
いままで「なんとなく」で理解していた部分が言語化されていて驚きました!
つまり・・
組織のパフォーマンスを高めたいと思うなら、まずはリーダー自身の経験や行動が基盤になるということです。
リーダーがどのような経験を積み、どんな価値観で意思決定をするかが、組織文化やチームの行動パターンに直結し、その結果として成果につながる。
この認識を持つことで、戦略の立て方や優先すべき施策の道筋がより鮮明に見えてきました。
この気づきは、私自身がイベント21や東京支店のパフォーマンスを考える上で、”リーダー”としての自分の行動や選択を改めて意識することができ、
戦略を立てる道筋が見えた瞬間になりました✨
・エンゲージメントとインクルージョン
エンゲージメントとインクルージョンは、信頼関係を築き、人々をエンパワーし、組織全体のパフォーマンスを高めるための重要な要素です。
💡なぜ重要なのか💡
・インクルージョン(包括性)
性別・年齢・国籍・価値観などの違いを超えて、互いを認め合い、誰もが自分らしく力を発揮できる職場や社会をつくる考え方。
単に多様な人を受け入れるだけでなく、誰もが安心して自分らしく活躍できるような企業文化の醸成や環境整備を重視する概念。
→ 心理的安全性を生み、チーム全体のアイデアや視点の幅を広げます。
・エンゲージメント
一人ひとりが仕事や組織に主体的に関わり、やりがいを感じる状態を指します。
→ 信頼や尊重のある環境(=インクルージョン)があることで、エンゲージメントは高まります。
つまり、インクルージョンが土台となり、エンゲージメントが育まれ、結果的に組織のパフォーマンスが向上する。
信頼関係を築くことが両者の共通の出発点であり、人をエンパワー(力づけ)するリーダーシップと結びつけることで、持続的な成長につながります。
特に傾聴型リーダーシップにおいては、相手に問いかけ、意見を引き出す姿勢が大切です。
相手に発言の機会を与え、交渉や意思決定の場に積極的に参加できるようにすることで、人々に力を与えることができます。
そのためのマインドセットは、複雑なフレームワークではなく、次の3つの主要な優先事項に焦点を当ててシンプルに考えることが効果的です。
- 成功の推進 — 目標達成に向けてチームを導くこと
- エネルギーの創出— 前向きな影響力で周囲を活性化すること
- 明確さの創出 — 方向性や役割を明確にし、共通理解を築くこと
この3つを意識することで、信頼に基づいた誰もが活躍できる組織づくりが可能になります。
今回の学びを通して改めて感じたのは、信頼・リーダーシップ・エンゲージメント・インクルージョンが組織の成長と働きがいに直結するということです。
一人ひとりが安心して自分らしく力を発揮できる環境を整え、リーダー自身が経験や価値観を基に行動することで、チームや組織全体のパフォーマンスは高まります。
さらに、地域への貢献といった大きな目的を意識することが、社員一人ひとりの働きがいに繋がり、最終的には理念やビジョンの実現にも繋がります。
つまり、信頼を土台にした組織文化を育てることは、働きがいの向上にも直結し、個人・チーム・組織の成長を同時に促す重要な取り組みだと改めて気づきました!
< ついでに、スリランカ思い出3選もご紹介! >
・シーギリヤロックに登りました!
スリランカの大自然を一望できる絶景に、思わず「わあ!」と声が出るほど感動しました・・!
世界遺産にも登録されている巨大な岩山で、“天空の宮殿”とも呼ばれているそうです✨
頂上までは約1,200段!角度が急な階段や蜂の巣などひやひやしつつも汗もかきつつ登り切った瞬間、目の前に広がる大パノラマに疲れも吹き飛びました!
スリランカの自然の壮大さと、現地の方々の誇りが感じられる特別な場所でした🏔
この景色を見た瞬間、「挑戦するってやっぱり最高だな」と心から感じました。
・温かい人々
街中やホテルで会う方々など、気さくに話しかけてくださる場面がすごく多く、何度も心がほっこりしました。
シーギリヤロックでも、ガイドさんや登山客の方から登っている最中に励ましの言葉や笑顔をいただき、元気をもらいながら進めました。
「HELLO!」とたくさん声をかけてくださり、つたない英語での会話でしたがお話もしてくれ、温かさや親しみが伝わってきました。
まさに、スリランカは人々のホスピタリティがあふれる国だと実感しました!
・現地のお菓子
これは個人的な趣味ですが、海外に行ったときに現地の駄菓子やスイーツを楽しみ、マッサージを受けるようにしています!
スリランカでも、チョコレートやエクレア、ケーキなどいろいろ食べました🍫🍰
特に印象的だったのは、ナッツがたっぷり使われたスリランカのお菓子。
香ばしさと甘さのバランスが絶妙で、どれも本当に美味しかったです(´• ω •`)♡
スイーツを通して、その国の文化や味の個性を感じられるのも旅の楽しみのひとつです✨
もちろんマッサージで旅の疲れを癒すのも忘れずに…!最高のリフレッシュになりました🌥
とても貴重で素敵な時間を経験させていただきました。
これからの会社を圧倒的に面白くて強くて良い、そして社員一人ひとりが誇りを持てる組織に成長させるために尽力していきます!
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