鏡開き│結婚式│余興│披露宴│セレモニー│その他樽神輿のあらゆる用途に!
鏡は、酒樽の蓋、または鏡餅の餅。これを開くことで「将来、末広がりでありますように」という念を込めて行われるセレモニーです。餅を使った鏡開きは、一年の始まりである正月によく行われます。これに因んで、結婚式や竣工式など人生やそこで暮らす人の門出を祝う儀式として、酒樽を用いた祝杯が交されるのです。ところで、この儀式は徳川四代将軍家綱が戦に備え、諸大名を城に集め、先祖の甲冑の前に鏡を飾って出陣の舞を舞い祝宴をしたことに由来すると言わています。つまり出陣の際の必勝祈願として用いられていたのです。
一般的に「鏡開き」に用いる樽は、一斗(18L)、二斗(36L)、四斗(72L)に菰(こも:コモを粗く編んだむしろロープ。現在は多く、わらを用いる)を巻いた菰樽(こもだる)が用いられます。菰樽は鏡開きで使われるほか、酒蔵や居酒屋での店頭で「銘柄」をアピールするために置かれています。もともと、菰は江戸時代から酒樽を保護して巻き付けるために使われていたのですが、次第にこれが装飾性を帯びたものになっていき現代の菰樽になったといわれています。
お客様の正面に一番偉い方が立って小槌で樽を割ります。(結婚式の場合は、新郎新婦が正面に立ち、二人で割ります)。
樽を割るのに力は要りません。既に別れていますので叩き割る必要はありませんのでご安心下さい。
お客様は、会場左右に並びます。
枡に入った振る舞い酒を頂く際は、角からではなく平らな部分から飲むのが正解です。持ち方は、枡を右手の四指の上に乗せて親指は軽く縁にかけておきます。
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