こんにちは、イベント21WEBチームの川島です。
9月に入り、日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩はずいぶんと過ごしやすい季節になってきたんじゃないでしょうか!
最近、川島は本を読むのにハマっており、お昼に休み時間を見つけてはビジネス書をよく読んでいます。
という事で、今回は、10年前に読んで好きになった野口悠紀雄さんの本を紹介したいと思います。
こちらの著者さんですが、以前は「超」整理法という本を書いたことのある方です。
情報が実際のモノよりも重量を持つ時代をどう生き抜くか?
情報化社会という言葉を耳にするようになってもう長い年月が経ちましたね。この言葉の意味を先程調べてみたのですが「情報が諸資源と同等の価値を有し、それらを中心として機能する社会のこと」のようです。
PCやスマホの電源をつけると、たくさんのアプリ、ファイルにフォルダなど、気を抜けばすぐにどこに何があるのかがわからなくなってしまうほど、情報が沢山あります。
これらを使って仕事をしたりプライベートな楽しみを謳歌したりと使い方は色々ですが、著者は文中でよく「見出す」という表現を使われています。
見出すってどういうことか?
見出すとは、たくさん情報がある中で自分がほしい情報を発見するという事ですが、これをできるだけ短い時間で行えるように環境整備していくことが大切だなと本を読んでいて思いました。
例えば↑の大文字は新聞や雑誌にもある「見出し」です。
この見出しがあれば、そこに何が書いてあるのかをすばやく把握できるしメリハリのある文章も作れます。
ここで落とし穴があるのですが、あまりにも情報が多すぎると、欲しい情報を見出すことがかなり困難になります。
だからこそ一度に目に入る情報の量には注意したいところです。
では実際にいくつくらいに設定しておけばいいのか?と考えていたのですが、ここで興味深い記事がありましたのであわせてご紹介します。
マジカルナンバーは7ではなくて4!マーケティングで使う短期記憶の数字 – Web活用術。
https://swingroot.com/magical-number/
パソコンは情報を素早く発見するための絶好のツール
パソコンの検索能力にはすばらしいものがあります。文字列で検索したりまた、アルファベットや更新時間順にファイル一覧を並び替えることでも欲しいファイルを見出すことができます。
当たりまえですが、これを人力でやろうとしたら大変ですし人的ミスも発生するかもしれません。
素早く、お客様の要望どおり忠実に並び替え・検索できるのはPCを使っているからでしょう。
ちなみに現実世界でのファイル整理には「押し出しファイリング」という時系列順に情報の価値を自動的に整える方法が紹介されておりました。
興味のある方はぜひ調べてみてください。
さらに情報を素早く発見するためにAIが役立つ!
さて。ここからがこの本の肝になります。
AIと聞くと「機械が予測をたてること?」「顔とかを自動判別するやつ?」といった感じに思う方が多いはずです。
実は身近なツールで業務改善に役立てることが出来ると著者は話をされていました。
たとえばこれらもAIの力のなせる技です。
- 音声入力
→聞こえる音や単語のパターンを解析して、活字に置き換える。
iPhoneだと「かいぎょう」だと改行してくれるし「てん」「まる」で句読点を出してくれます。 - Googleレンズ
→画像検索や文字の読み取り(OCR)などが可能。Googleが持つ翻訳アプリや検索アプリとの連携も優れています。
情報の取り扱い方に選択肢が増えれば、それだけ頭がスッキリするしhappy!になれますね!
単に便利なツールを紹介するだけではなく、情報の見方、取り扱い方について考えさせられる一冊でした。
最後になりますが、この本を読んで実際にGoogleレンズを動かしているところをツイートしましたのであわせてご紹介します!
今日は最近ドはまりしているアプリを紹介します。
それはGoogleレンズです。カメラで読み取った画像と、Googleの技術力が合わさった凄いアプリです。 pic.twitter.com/GRLTNjrn8a
— 川島@イベント21WEBの切り込み隊長 (@e21webkk) May 9, 2020
「これと同じものを探す」
撮影したものと同じものを、AIが認識してその場で探してくれます。 pic.twitter.com/HW3IXG5r1w
— 川島@イベント21WEBの切り込み隊長 (@e21webkk) May 9, 2020
「撮影したデータをテキストに」
撮影したデータの中にテキストがあったら、それを「コピー」してメモ帳アプリやチャットに張り付けることが出来ます。
紙の資料をスマホに入れて持ち運べるようになれば、電子化したということなのでペーパーレスにも繋がりますね。 pic.twitter.com/ETXsiCFPbZ
— 川島@イベント21WEBの切り込み隊長 (@e21webkk) May 9, 2020
「外国語の書籍も即翻訳」
ゲーテ詩集の「涙の中の慰め」冒頭です。
読み取って即Google翻訳できるので、この言語が「ドイツ語である事」も自動認識します。
これで外国語も楽しめますね! pic.twitter.com/vqO7dsAVpN
— 川島@イベント21WEBの切り込み隊長 (@e21webkk) May 9, 2020
他、読み取ったものが
電話番号だったら「電話をかける」
住所だったら「Googleマップで見る」
URLだったら「そのサイトにアクセスする」といった使い方もできます。
名刺や電話帳の活用方法も、これでちょっと変わりそうですね!詳しくはこちらをごらんくださいhttps://t.co/HVVGhO79Dt
— 川島@イベント21WEBの切り込み隊長 (@e21webkk) May 9, 2020