ご当地弁当を小学生が自分達で企画し、マーケティングを行いターゲットや値段を決め、お客様が何を望んでいるのかを考え、買いたくなる仕掛けをつくる。
そして名刺を持って営業活動を行い、販売するというプロジェクトがあります。
その為には、地元の事を知らなければいけないので街を歩いてみる。すると、自分達の生まれ育った町の良さを発見していく。地元を愛するようになれる。
そして、大人達に混じって営業活動を行う事で、世の中の仕組みを学べる。社会の役に立つ喜びを肌で感じられる。
キャリア支援や、人材育成などの重要性は、ビジネスの世界では当たり前のように言われますが、本当の事をいえば大人になってからでは遅い部分も確かにあります。
社会貢献意識や価値観、仕事に対する姿勢を、大人になってから変えていくのはそんなに簡単ではないからです。
小学生という人間形成の早い段階から、郷土愛や、社会の仕組み、社会の役に立つ喜びを知る機会は、大変意味のある事だと思います。
地球の未来を創るのは子供達です。私達大人は、子供を守り、生きる事の楽しさを教え、そして可能性を伸ばしていく環境を作る責任があります。
イベント21は、彼らの可能性を広げる為に、新しい学びの機会を提供するプロジェクト「山の辺の道ご当地弁当商品化プロジェクト2012」の応援企業として、その活動を支援しています。